はじめまして。
東京在住、東京で働く30代の「パンダ夫婦」です。
プロフィールにも載せていますが、趣味は登山やキャンプなどアウトドアなもの。
夫婦ともに東京ではない地方(大阪と北海道)出身で、今年で東京生活は3年目になります。
東京に住み始めたころは、通勤電車の混雑や仕事・通勤の拘束時間の長さ、車の渋滞など、地方での生活との違いについていけませんでしたが、最近はようやく東京での仕事・生活にも少しずつ慣れてきました。
とは言っても、夫婦そろって地方出身・地方生活(東京に来る前は九州、その前は北海道にいました)が長かったこともあり、東京の人・ビルの多さ・自然の少なさに疲れ果て、週末も上手くリラックス&リフレッシュができないモヤモヤした日々が続いていました。
仕事や住む場所は簡単に変えられるわけではないので、このモヤモヤを解消するために毎週のように国内旅行に行ったり、東京の自然が多い場所を探したり、色々試みを行ってきましたが、どれも抜本的な解決には至らず、、、
そこで、週末だけでも自然の中で過ごし、自然と触れ合うことができるセカンドハウス(別荘)的な場所を持てないかと考え始めました。
(後々知りましたが、最近ではこのような生活を二拠点生活(デュアルライフ)というそうで、とある2019年のトレンド予想に入っている言葉だそうです)。
私たちがデュアルライフを始めるにあたって、別荘に求めた条件は以下の3つ。
①購入費用・ランニングコストが安い。
②渋滞が嫌なので、電車で通えるところ。そして、電車代がそんなに高くない。
③自然に囲まれている(言うまでもなくですが)。
ネットで物件を探して、良い物件があれば不動産屋に連絡するのを繰り返す日々が約3か月。
それがようやく実を結び、2018年末に無事別荘を購入しました。
最終的には、インターネットで仲介を行われている「家いちば」さんのサイトに載っていた別荘を購入することになりました。
「家いちば」さんでは、(不動産業者の手数料が少ないため)他の不動産業者がなかなか取り扱わない安価な物件もたくさん取り扱われています。
中には物件代がタダのものも取り扱われており、若年層デュアラー(デュアルライフをする人)を目指す人にとっては、絶対にチェックしておくべき強い味方だと思います。
購入前の別荘の内見は売主さんとの間に「家いちば」さんが入ってくれシステム・メールで調整、入札はネット経由なので買主側の私にとっては大きな手間はほとんどかかりませんでした。
また、商談成立後のサポートや顧問契約されている司法書士さんとの調整なども「家いちば」さんがやってくれるので、実際の手続きにはほとんど不安はありませんでした。
それでは、購入した別荘をご紹介します。
それがこちら(購入前・内見時の写真です)。

別荘は山梨県の某所の元別荘地にあります。
周囲をスギに囲まれ、またすぐ横に小川が流れる静かで良い場所です。
リビングの内観はこんな感じです。

ぱっと見は良い雰囲気に見えますが直さないといけないところはたくさんあります。
さて、私たちが最初にイメージしていた別荘に求める条件はクリアしているのでしょうか?
①購入費用・ランニングコストが安い。
別荘の購入費用は登記費用や司法書士費用、仲介業者への手数料等、諸々含めて約180万円。
駅から別荘まで少し距離があるので中古の軽自動車も併せて購入しました
(総額15万円=本体価6万円+登録料等9万円)
一般的に別荘地では年間5万円~10万円程度の管理費がかかるところが多いですが、ここは管理がされていないため、管理費は0。
ランニングコストは、年間0.5万円の固定資産税と車関連費用(車検・駐車場代・保険等)、電気代(年間1万円程度)のみです。
色々と秩父や熱海の物件も見ていましたが、東京からのアクセスが良い建物付きの別荘では、いくら安くてもこの値段では買えません。
②渋滞が嫌なので、電車で通えるところ。そして、電車代がそんなに高くない。
東京に来てから一番のストレスは交通渋滞(特に遊びから帰ってくる日曜日の夕方)だったので、メインの移動は電車にしました。
電車代も東京の自宅~別荘の最寄駅まで片道1,500円程度。これならパンダ夫婦にとっても許容範囲でした。
③自然に囲まれている(言うまでもなくですが)。
最寄駅や国道からはそんなに遠くないのですが、少し山側に入った場所にあることもあって周りは林に囲まれていて、近くに川も流れているなど自然がいっぱいです(というか自然しかないです)。
まさに思い描いていた別荘のイメージです。猫や猿、ネズミは見ますが、人間はほとんどみません(笑)
ちなみにパンダ♂は山派、パンダ♀は海派だったのですが、パンダ♂の熱烈なプッシュぶりにパンダ♀が山の別荘で了承してくれました。

①~③のとおり、今回のパンダ夫婦の条件は一応すべてクリアしました!
特に今回の決め手となったのは別荘の立地環境とランニングコストの安さ。
東京からも簡単に通えるアクセスの良さと近くに川が流れる素敵な立地、そして何より仕事が忙しくて通えなくなっても車を手放せばランニングコストは月千円程度という、気持ち的な気軽さ。とても良い物件だったと思っています。
家の近くから富士山が見えるのもポイント大です!

今まではどちらかと言うといいことばかりを書いてきましたが、値段が安い分悪いところももちろんあります。
①築年数が相応に経過していて、今すぐではないものの修繕が必要な箇所が存在(天井板のたるみや雨漏りなど)。
②上下水道未整備・風呂が長年使われていない
③携帯の電波が弱い(ドコモ電波以外は圏外)
これらは一般的には大きなデメリットなのですが、私はそんなに気になりませんでした。修繕をDIYすることで新たな楽しみができますし、川の水や近くの湧水を汲んで利用できます。風呂は近くの温泉を利用すればよいですし、携帯もギリギリ圏外ではないので、ラインやメッセージのやりとりは支障ありません。
このようにデメリットもたくさんありますが、それを上回るメリットがある物件だと思っています。
別荘は、購入直後は頻繁に通っても、時間がたって別荘熱が冷めると行く頻度が落ちてくるようです。
そんな中で、別荘に行かなくても常にかかってくる固定費をいかに減らすかは非常に重要なテーマだと思っています。
一般的な別荘では、別荘の管理費、固定資産税、光熱費、温泉使用料(温泉を引いていれば)などは、別荘を利用しようがしまいが支払わないといけないケースも多いので、物件選びの際は固定費にも着目してみていただければと思います。
それでは、次回以降はデュアルライフでの出来事や皆さんんお役に立てるような情報を少しずつ記事にしていきます。
よろしくお願いします。