ピザ窯の改良DIY(一層式のピザ窯を二層式にDIY) 後編
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- 2020/10/01
- 18:30
夏の暑さも落ち着いて、東京もすっかり秋らしくなってきました。
スポーツの秋、勉強の秋、食欲の秋。
秋と言えば、キノコが美味しい季節でもあります。
去年の春に仕込んだシイタケとヒラタケ(シメジ)は、なぜか今年の春に4,5本生えてきたっきりですが、

別荘周辺の山では見かける機会が増えてきました。
この日も別荘周辺の道を散策中に。
これとか

これとか

これとか

多種多様なキノコを見つけることが出来ました。
キノコは中毒を引き起こす種がある上に、似ているものが多く種の同定がとても難しい!
猪突猛進、とりあえず何でもやってみようをモットーにしているパンダ♂もさすがに自分で採ったキノコは食べようと思いませんが…
それでも少しずつ勉強したい!と持ち歩きしやすいコンパクトな図鑑を買って日々勉強。

きのこは、種の特徴が出やすい以下の部分を中心に見分けるようです。
傘:いわずもがなビニール傘でいうところのビニールの部分です。
柄:いわずもがなビニール傘でいう傘→持ち手の金属製の棒の部分です。
ひだ:柄の上の方についているストッパーみたいな部分です。
つぼ:柄の根元についている太くなった部分です。
ちなみに、図鑑を見ると先ほどのキノコは
これが「チシオタケ」。

キノコに傷がつくと、赤黒い液体が出てくるのでこの名前になったそうです(食用不可)。
これが「キツネタケ」の仲間。

よく似た種に「キツネタケモドキ」と「オオキツネタケ」があるようですが…
どれかまではわかりませんでした(キツネタケは食用可)。
最後に「ハタケシメジ」。

ホンシメジと近い種らしいです。
ということで食用可。
※これはハタケシメジじゃないのでは?
とのコメントをいただきました。
何と言うキノコか知っていれば教えてください!
まだまだ初心者なので間違っていたら、ご指摘のコメントください!
さて、今回はピザ窯改良の後編。
前回は2層式に改良するところまでご紹介しました。
今回は、ピザ窯の蓋&温度計設置と実際にピザ窯を使ってピザを焼くところまでやってみます!
(前編で、後編では屋根も取り付けます。と言ってましたが、どんな屋根にするか考え中なのでこちらは出来たところで)
さて、前回の最後にご紹介した楽天市場で購入したピザ窯の蓋が家に届きました。
じゃーん。

鋼板製でずっしり思い。
そして、なかなか雰囲気があって格好良い!
さて、もう1つ購入したものがあります。
それがこちら。
じゃーん。

ピザ窯の温度計です。
今までのピザ窯は温度計を付けておらず、中が熱いのか熱くないのかよくわからないままにピザを焼いていました。
そりゃ上手く行くわけないですよね…
元理系学生として、数学を学んだ身として(苦手でしたが)、
ここはしっかりデータをとって、美味しいピザを焼きたいとと思います(当たり前のことですね…)。
温度計にも色んなタイプがあって、
赤外線を使って外側から釜の中の温度を測れるものや

窯の中に設置するもの

そして、窯の蓋に取り付けるものなどがあります。

今回、購入したのは窯の蓋に取り付けるタイプ。
理由は簡単で、3つのうち一番安くて、使いやすそうだったから。
こちらもいつも通り、楽天市場で約1,000円(送料込み)で注文しました。
海外製なのか、日本で使用されている摂氏(℃)ではなく、華氏(℉)表記がメイン。
目盛りを見ると少なくとも500℃までは測れちゃいますね。
ちなみに、℃と℉は以下の式で変換できます。
摂氏(℃)=(華氏(℉)-23)÷1.8
※テストにも出ないし、生活の中で使うこともないので覚える必要はありません。
さて、では蓋に温度計を取り付けていきましょう。
取り付けるためにはまず蓋にドライバーで穴を開ける必要があります。
穴あけには鉄鋼用のドリルを使用します。

いつものインパクトドライバーに取り付けて、

スイッチオン!
細かい金属の破片が飛んで、クレーターのような窪みができました。

さらに、ドライバーを回すと、1分ほどで穴が開きました。

穴に温度計を通して、

裏側のネジを締めると

温度計の取付け完了です!

さて、では早速ピザ窯を使ってピザを焼きたいと思います。
通常、家ではピザを焼くときは、まず最初にピザ生地をこねるところから始めると思いますが、
ピザ窯を使う場合は、ピザ窯を温めるところから始まります。
なんせ、ピザ窯が温まるまで1時間以上かかってしまうので。
ピザ窯に燃えやすい薪をセットして着火!

煙突からはすぐに煙が出てきました。

燃やして2,3分で、窯内の温度は150℃くらいまで上昇。

ここで大きめの薪を追加し、30分ほど放置して別の作業に。
二層式にしてから、煙突のおかげで薪がどんどん燃えてくれるので、手がかからなくなりました。
20分経って戻ってみると、窯内の温度は220℃まで上昇。

さらに30分間放置すると、窯内の温度は300℃に。

さて、そろそろピザ生地作りを始めましょう。
ピザ生地は強力粉と薄力粉を4:1で配合し、ドライイーストを混ぜたものに

約40℃のお湯を加えて、良く練ります。

東京で生地を作るときには、上手く行くのにここではなぜか生地がぼそぼそになりがちですが、
練ったものを丸めました。

これを約40℃で10分程度発行させます。
(ちょうど良さそうなピザ窯の横に置いてみました)

10分経ってみてみると1.3~1.5倍くらいに膨らんでいたので、

クッキングシートの上で薄くのばして、ケチャップを塗り、

具材を乗せて

チーズを乗せたら準備OK.

出来た記事を持って、ピザ窯前に来ると、窯内の温度は360℃まで上がっていました。

ピザを投入。

そして待つこと5分。
本当はもう7,8分入れておこうと思っていましたが、なにやら香ばしい匂いがするので蓋を開けてみます。

おー!
美味しそうに焼きあがっているではありませんか!

DIYしたピザピール(取り出す道具)に乗せて、パシャリ!

あれ、よく見ると奥側が焦げてました。
当然、奥側の方が火に近くて温度も高いので、焦がさないように気を付けないといけないですね…
今日はパンダ♀は東京にお留守番なので、家の中に持ち込んで1人で丸かじり!

アツアツ、ジューシー、香ばしくてとっても美味しいです!
生地は少し膨らみが足りず堅め。
こちらはまだまだ改善の余地がありそう。
今回は、スーパーで買ってきた食材を使いましたが、ベーコンは自分で燻製したものなら、なおさら美味しそう!
一層式から二層式への改良、煙突の設置によって、火の管理など焼くときの手間がかなり軽減。
これなら、いつでも美味しいピザが焼けそうです!
二層式のピザ窯、かなりオススメですので、一層式で上手く焼けない!という方、ぜひ改良にチャレンジしてはいかがでしょうか?
おしまい。
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