パンダ夫婦の大月市秀峰富嶽十二景制覇への道(4番山頂 滝子山)
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- 2020/12/26
- 07:43
こんにちは!
最近、冬らしく急に冷え込みが強くなってきましたね。
そして、山梨の家は、東京よりもさらに寒い。
毎週金曜日の深夜に山梨の家に行くんですが、家の中は極寒!
この日は夜の時点で既に4℃。

朝には氷点下まで下がっていました…
それでも、パジャマに上4枚下2枚来て、さらに敷き布団3枚に敷き布団用の毛布2枚、
掛け布団2枚に掛け布団用の毛布2枚に包まると、ぬくぬく就寝。
これだけパジャマを着ていると翌朝の布団から出られない。という問題も解決!
寒い冬でもすっきり起きられます!
日本海側や関東北部では、大雪がニュースになっていますが、山梨県大月市付近は連日快晴。
寒いけど雪が少なくて、雪かきや雪下ろし、雪道運転などの負荷が少ないのも大月市の良さの1つ。
(雪って最初数日間はテンション上がるんですが、長くなるとどんどん面倒に(笑))
それでもいつ降るかわからない雪に備えて、今年はタイヤチェーンを用意。

以前は金属チェーンが主流でしたが、最近は非金属で取り付け簡単なチェーンが安く販売されていますね。
パンダ夫婦もネット通販で約2,500円で購入。
実際に、使う機会は、そこまで多くないと思いますが、これがあればいざというときも安心です!
さて、今回はパンダ夫婦が山梨の家を持つ、山梨県大月市の名所「秀峰富嶽十二景」の1つ滝子山をご紹介します。
大月市に縁もゆかりもない方は、富嶽十二景?
葛飾北斎の富嶽三十六景は、有名で知っているけど、富嶽十二景なんて聞いたことがない!
という方がほとんどだと思います。
実は大月市。
富士山登山口の1つ吉田口がある富士吉田市から車で20分程度と結構近いのですが、
周囲を山に囲まれていることから、市街地から富士山を望めるポイントはあまり多くありません。
市内を車で走っているとたまに富士山の頭だけが見えたり、少し高い場所にある公園などに行けばもちろん富士山の絶景をみることはできますが。
(写真は、岩殿山丸山公園からの富士山)

そんなもったいない立地にある大月市ですが、ひとたび、普段富士山を目隠ししている周囲の山に登ると…
富士山の絶景を拝むことができます。
大月市内には、そんな富士山を望める山が多いことから、それらの山々を「秀峰富嶽十二景」として選定し、
この景色を町のシンボルとして、後世に残していきたいとの思い出、平成4年に公布されたとのこと。
ちなみに「富嶽」とは、「富士山」のことを指します。
つまり、「秀峰富嶽十二景」とは、「富士山を絶景を見ることができる十二の秀でた山頂」のことです。
実は秀峰富嶽十二景、十二景という名前になっているにも関わらず、選定されている山は全部で20座あります。
〇大月市秀峰富嶽十二景
1番山頂 雁ヶ腹摺山、姥子山
2番山頂 牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山
3番山頂 大蔵高丸、ハマイバ
4番山頂 滝子山、笹子雁ヶ腹摺山
5番山頂 奈良倉山
6番山頂 扇山
7番山頂 百蔵山
8番山頂 岩殿山、お伊勢山
9番山頂 高畑山、倉岳山
10番山頂 九鬼山、御前山
11番山頂 高川山
12番山頂 本社ヶ丸、清八山
おいおい、それなら最初から富嶽二十景で良かったんじゃ…
と私も思いましたが、大月の山々が富士山のすそ野を隠すように横たわる様子を十二単に例えて十二景にしたとか。
(それでもやっぱりわかりにくい。)
以前、高川山は登ったので、残すはあと19座。

なかなか登山の時間が取れなかったのですが、冬は空気が澄んで富士山も良く見えるし、
寒くて登山者も少ないので、雪が少なく、山の標高も高くない大月の山に登るには良い季節。
ということで、今回は4番山頂「滝子山」に登ってみようと思います。
今回のルートとタイムはこちら。
〇登山ルート(登り125分、下り85分)
藤沢登山口(7:10) →15分
恩賜林の看板(7:25) →25分
最後の水場(7:50) →25分
檜平(8:35) →45分
滝子山頂上(9:15)
20分間休憩
滝子山頂上(9:35) →85分
藤沢登山口(11:00)
せっかく大月に家があるので、みんながまだ登ってなさそうな早朝から登り始めます。
日の出時間の6時50分に家を出て、藤沢登山口には7時過ぎに到着。
朝早かったので、登山口横の駐車スペースは空いていましたが、数台しか駐車できないので公共交通機関の方が良さそうです。

では、さっそく登り始めます。
こちらが登山口です。

登山口の標高は約600m。
滝子山頂上は標高1,620mですので、標高差約1,000mです。
さて、登山口を登り始めて1分。
後ろを振り返ると、建物の上に朝日に染まった美しい紅富士が顔を覗かせていました!

さーて、今日も良い日になりそうです。
登り始めるとすぐにスギ林に突入。

まだ太陽の高度が低く、陽が当たらないので寒い…
このコースは途中まで、川の横を歩くことになるので、それも寒さの一員かも。
小さな川を渡る時に川をパシャリ。

冬だから、触りたくないけど、とってもきれいで夏なら絶対水浴びしてるな。
鉄パイプで出来た簡易の橋に。
踏板グラグラでちょっと怖い…

橋の手前には「恩賜林」の看板が。

ふむふむ、この山林はもともと国有林だったものが、明治後半に山梨県に譲渡され、今は県有林になっているらしい。
さて、さらに進むと…
木が石に腰かけているみたい!

こんな形でも栄養をしっかり取って、成長しているってすごい!
7時30分を過ぎてようやく、陽が入ってきました。
朝日に照らされた杉の木が綺麗です。

陽が当たり始めたことで、体感温度も上がってきました。

そうこうしていると、「最後の水場」に。

大月市のホームページによると、「最後の水場」とは書いていますが、ここの水は飲んだらダメということみたい。
登山口からここまで約40分程です。
ここから10分程進むと、尾根に出ます。
冬の登山はうっそうとした林の中を歩くより、尾根歩きの方が断然気持ちいい。
ここまでで約1時間弱歩いてきて、身体も良い感じに温まって来て、気持ちもウキウキしてきています。
それにしても落ち葉だらけの登山道。

落葉が終わった冬の特典。
木の間から富士山がチラチラ顔を覗かせます。

そこからさらに歩くこと20分くらいで、檜平に到着です。

ここは、平というだけあって広めの広場のようになっています。
ここで「男坂」と「女坂」に分岐します。

男坂と女坂の違いは、一般的に以下の通り。
男坂:傾斜がきつく、道もゴツゴツ
女坂:傾斜が緩く、歩きやすい
最近は、女性の方が強くなっているから、名前入れ替えても良いぞー(笑)
緩やかで登りやすいなら、女坂1択だよね!
と思われる方も多いかもしれませんが、上がらないといけない標高は同じなので、女坂の方が距離が長いんです。
ちなみに、パンダ♂は、男坂・女坂の分岐があるときは、登りは男坂、下りは女坂を使うことが多いです。
パンダ♂みたいに体重が重いと下りの急坂は足にくるんです…笑
ということで、今回も男坂を選択。
その名の通り、比較的傾斜のきつい道を上っていきます。

男坂を歩いていると、途中真っ二つに折れてしまった巨木や

巨大なヤマドリを目撃(すぐ逃げていったので写真は撮れませんでした…)
ただ、残念ながら鳥獣保護区では鳥獣を捕獲することはできません。

山頂に向けて最後の登り。

これを登りきると無事に山頂到着です。
ファイトー一発!!
山頂からの景色がこちら!

秀峰富嶽十二景を名乗るだけあって富士山の絶景です。
登ってきて良かったー!
山の上から見ても大月は四方、山だらけですね(笑)

今年は富士山の雪が少ない!
といいますが、静岡側と比べて雪が多めな山梨側でも頂上付近に少しあるのみ。
遠くには南アルプスも見ることができます。
なんて贅沢。
早起きして、登ってきて良かったー!
ちなみにここまでの間、登山客との遭遇はなしです。
滝子山独り占めです!
山頂では、20分程滞在。
汗を買いたTシャツを着替えて、朝ごはん代わりのパンを口に押し込んだら、早速下ります。
下りは、1時間ちょっとであっという間に登山口へ。
改めて、頭を覗かせる富士山に下山を歓迎されます。

登りも思ったのですが、この入り口の施設は何なんでしょう?

(だれかわかる方、教えてください)
登り始めて3時間50分(山頂でのもぐもぐタイム20分含む)。
ようやく登山口に戻ってきました。
まだ11時。お昼前です!
山頂で少し食べたらお腹が余計にすいた&身体が冷えてしまったので、そのまま大月駅前の「古民家麵処かつら」へ。
チキンカツ丼と田舎うどんのセットで身体も心もぽっかぽかになりました。

朝登り始めて、お昼前に下山完了。
美味しいご飯やぽかぽか温泉に入ってもまだお昼。
こんな時間の使い方が出来るのも、大月でのデュアルライフを始めたから。
デュアルライフを始めてから、約2年経過しましたが、まだまだ新しい楽しみを日々発見することができています。
おしまい
最近、冬らしく急に冷え込みが強くなってきましたね。
そして、山梨の家は、東京よりもさらに寒い。
毎週金曜日の深夜に山梨の家に行くんですが、家の中は極寒!
この日は夜の時点で既に4℃。

朝には氷点下まで下がっていました…
それでも、パジャマに上4枚下2枚来て、さらに敷き布団3枚に敷き布団用の毛布2枚、
掛け布団2枚に掛け布団用の毛布2枚に包まると、ぬくぬく就寝。
これだけパジャマを着ていると翌朝の布団から出られない。という問題も解決!
寒い冬でもすっきり起きられます!
日本海側や関東北部では、大雪がニュースになっていますが、山梨県大月市付近は連日快晴。
寒いけど雪が少なくて、雪かきや雪下ろし、雪道運転などの負荷が少ないのも大月市の良さの1つ。
(雪って最初数日間はテンション上がるんですが、長くなるとどんどん面倒に(笑))
それでもいつ降るかわからない雪に備えて、今年はタイヤチェーンを用意。

以前は金属チェーンが主流でしたが、最近は非金属で取り付け簡単なチェーンが安く販売されていますね。
パンダ夫婦もネット通販で約2,500円で購入。
実際に、使う機会は、そこまで多くないと思いますが、これがあればいざというときも安心です!
さて、今回はパンダ夫婦が山梨の家を持つ、山梨県大月市の名所「秀峰富嶽十二景」の1つ滝子山をご紹介します。
大月市に縁もゆかりもない方は、富嶽十二景?
葛飾北斎の富嶽三十六景は、有名で知っているけど、富嶽十二景なんて聞いたことがない!
という方がほとんどだと思います。
実は大月市。
富士山登山口の1つ吉田口がある富士吉田市から車で20分程度と結構近いのですが、
周囲を山に囲まれていることから、市街地から富士山を望めるポイントはあまり多くありません。
市内を車で走っているとたまに富士山の頭だけが見えたり、少し高い場所にある公園などに行けばもちろん富士山の絶景をみることはできますが。
(写真は、岩殿山丸山公園からの富士山)

そんなもったいない立地にある大月市ですが、ひとたび、普段富士山を目隠ししている周囲の山に登ると…
富士山の絶景を拝むことができます。
大月市内には、そんな富士山を望める山が多いことから、それらの山々を「秀峰富嶽十二景」として選定し、
この景色を町のシンボルとして、後世に残していきたいとの思い出、平成4年に公布されたとのこと。
ちなみに「富嶽」とは、「富士山」のことを指します。
つまり、「秀峰富嶽十二景」とは、「富士山を絶景を見ることができる十二の秀でた山頂」のことです。
実は秀峰富嶽十二景、十二景という名前になっているにも関わらず、選定されている山は全部で20座あります。
〇大月市秀峰富嶽十二景
1番山頂 雁ヶ腹摺山、姥子山
2番山頂 牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山
3番山頂 大蔵高丸、ハマイバ
4番山頂 滝子山、笹子雁ヶ腹摺山
5番山頂 奈良倉山
6番山頂 扇山
7番山頂 百蔵山
8番山頂 岩殿山、お伊勢山
9番山頂 高畑山、倉岳山
10番山頂 九鬼山、御前山
11番山頂 高川山
12番山頂 本社ヶ丸、清八山
おいおい、それなら最初から富嶽二十景で良かったんじゃ…
と私も思いましたが、大月の山々が富士山のすそ野を隠すように横たわる様子を十二単に例えて十二景にしたとか。
(それでもやっぱりわかりにくい。)
以前、高川山は登ったので、残すはあと19座。

なかなか登山の時間が取れなかったのですが、冬は空気が澄んで富士山も良く見えるし、
寒くて登山者も少ないので、雪が少なく、山の標高も高くない大月の山に登るには良い季節。
ということで、今回は4番山頂「滝子山」に登ってみようと思います。
今回のルートとタイムはこちら。
〇登山ルート(登り125分、下り85分)
藤沢登山口(7:10) →15分
恩賜林の看板(7:25) →25分
最後の水場(7:50) →25分
檜平(8:35) →45分
滝子山頂上(9:15)
20分間休憩
滝子山頂上(9:35) →85分
藤沢登山口(11:00)
せっかく大月に家があるので、みんながまだ登ってなさそうな早朝から登り始めます。
日の出時間の6時50分に家を出て、藤沢登山口には7時過ぎに到着。
朝早かったので、登山口横の駐車スペースは空いていましたが、数台しか駐車できないので公共交通機関の方が良さそうです。

では、さっそく登り始めます。
こちらが登山口です。

登山口の標高は約600m。
滝子山頂上は標高1,620mですので、標高差約1,000mです。
さて、登山口を登り始めて1分。
後ろを振り返ると、建物の上に朝日に染まった美しい紅富士が顔を覗かせていました!

さーて、今日も良い日になりそうです。
登り始めるとすぐにスギ林に突入。

まだ太陽の高度が低く、陽が当たらないので寒い…
このコースは途中まで、川の横を歩くことになるので、それも寒さの一員かも。
小さな川を渡る時に川をパシャリ。

冬だから、触りたくないけど、とってもきれいで夏なら絶対水浴びしてるな。
鉄パイプで出来た簡易の橋に。
踏板グラグラでちょっと怖い…

橋の手前には「恩賜林」の看板が。

ふむふむ、この山林はもともと国有林だったものが、明治後半に山梨県に譲渡され、今は県有林になっているらしい。
さて、さらに進むと…
木が石に腰かけているみたい!

こんな形でも栄養をしっかり取って、成長しているってすごい!
7時30分を過ぎてようやく、陽が入ってきました。
朝日に照らされた杉の木が綺麗です。

陽が当たり始めたことで、体感温度も上がってきました。

そうこうしていると、「最後の水場」に。

大月市のホームページによると、「最後の水場」とは書いていますが、ここの水は飲んだらダメということみたい。
登山口からここまで約40分程です。
ここから10分程進むと、尾根に出ます。
冬の登山はうっそうとした林の中を歩くより、尾根歩きの方が断然気持ちいい。
ここまでで約1時間弱歩いてきて、身体も良い感じに温まって来て、気持ちもウキウキしてきています。
それにしても落ち葉だらけの登山道。

落葉が終わった冬の特典。
木の間から富士山がチラチラ顔を覗かせます。

そこからさらに歩くこと20分くらいで、檜平に到着です。

ここは、平というだけあって広めの広場のようになっています。
ここで「男坂」と「女坂」に分岐します。

男坂と女坂の違いは、一般的に以下の通り。
男坂:傾斜がきつく、道もゴツゴツ
女坂:傾斜が緩く、歩きやすい
最近は、女性の方が強くなっているから、名前入れ替えても良いぞー(笑)
緩やかで登りやすいなら、女坂1択だよね!
と思われる方も多いかもしれませんが、上がらないといけない標高は同じなので、女坂の方が距離が長いんです。
ちなみに、パンダ♂は、男坂・女坂の分岐があるときは、登りは男坂、下りは女坂を使うことが多いです。
パンダ♂みたいに体重が重いと下りの急坂は足にくるんです…笑
ということで、今回も男坂を選択。
その名の通り、比較的傾斜のきつい道を上っていきます。

男坂を歩いていると、途中真っ二つに折れてしまった巨木や

巨大なヤマドリを目撃(すぐ逃げていったので写真は撮れませんでした…)
ただ、残念ながら鳥獣保護区では鳥獣を捕獲することはできません。

山頂に向けて最後の登り。

これを登りきると無事に山頂到着です。
ファイトー一発!!
山頂からの景色がこちら!

秀峰富嶽十二景を名乗るだけあって富士山の絶景です。
登ってきて良かったー!
山の上から見ても大月は四方、山だらけですね(笑)

今年は富士山の雪が少ない!
といいますが、静岡側と比べて雪が多めな山梨側でも頂上付近に少しあるのみ。
遠くには南アルプスも見ることができます。
なんて贅沢。
早起きして、登ってきて良かったー!
ちなみにここまでの間、登山客との遭遇はなしです。
滝子山独り占めです!
山頂では、20分程滞在。
汗を買いたTシャツを着替えて、朝ごはん代わりのパンを口に押し込んだら、早速下ります。
下りは、1時間ちょっとであっという間に登山口へ。
改めて、頭を覗かせる富士山に下山を歓迎されます。

登りも思ったのですが、この入り口の施設は何なんでしょう?

(だれかわかる方、教えてください)
登り始めて3時間50分(山頂でのもぐもぐタイム20分含む)。
ようやく登山口に戻ってきました。
まだ11時。お昼前です!
山頂で少し食べたらお腹が余計にすいた&身体が冷えてしまったので、そのまま大月駅前の「古民家麵処かつら」へ。
チキンカツ丼と田舎うどんのセットで身体も心もぽっかぽかになりました。

朝登り始めて、お昼前に下山完了。
美味しいご飯やぽかぽか温泉に入ってもまだお昼。
こんな時間の使い方が出来るのも、大月でのデュアルライフを始めたから。
デュアルライフを始めてから、約2年経過しましたが、まだまだ新しい楽しみを日々発見することができています。
おしまい
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