作業時間たった60分の簡単DIY!囲炉裏に合う一枚板テーブルの作り方
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- 2021/02/22
- 00:22
またまた、ドタバタした日々が続き、記事の更新までに時間が空いてしましました。
忙しさの要因の1つが、以前もご紹介した昨年からお話をいただくことが増えてきている取材関連。
詳細は、また改めて記事を書かせてもらおうと思っていますが、足元では山梨県からの依頼で、雑誌や広告の取材を受けさせていただいています。
取材いただいたときの動画がこちら。
山梨県のホームページの特設サイト「やまなし未来創造インフォメーションサイト」に掲載していただきました!
https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/special/?utm_source=t&utm_medium=paper&utm_campaign=tb_dl_FY20
また、この動画を編集したものや文字に起こしたものを以下でも使っていただけるとのこと。
・山手線の電車内で流れるトレイルチャンネル
・読売新聞の新聞広告(東京近郊エリア)
・新宿アルタの大型ビジョンでのコマーシャル
仕事とは全く違う経験で、普段なかなか経験出来ないので、楽しみながら受けさせてもらっています!
東京都内&期間限定のものが多いので、意識しないと見れないかもしれませんが、もし偶然見られた方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください!笑
さて、そんなこんなで忙しく、かつ楽しく過ごしているパンダ夫婦のデュアルライフですが、
今回は、安くて簡単に作れる一枚板テーブルのDIYについてご紹介します。
一枚板といえば、パンダ夫婦の山梨の家のリビングには立派な一枚板のテーブルがあります。


これは前のオーナーが、残していってくれたテーブルで個人的にもすごく気に入っています。
実は前のオーナーが残していってくれた一枚板はこれだけではなく…
少し小さくて、薄めの一枚板がいくつかあります。
ただ、これらの一枚板は、数年間屋外に放置されっぱなしだったので風雨にさらされてカビや虫食いが…
屋外の木材置き場に一枚板があることは知っていましたが、機会を見て丸ノコでカットして、薪として利用するしかないなと思っていました。
そんなこんなで認識はしていたものの、長らく放置されていた一枚板ですが、ついに日の目を見る機会がやってきました!
さて、話は打って変わって、パンダ夫婦の囲炉裏小屋。
冬期間はここで暖を取りながら、鍋をつついたり、食べ物を焼いたりして過ごすことが多いのですが、食べ物を置くためのテーブルがなく、床に置いたりすることも…

前のオーナーが置いていった火鉢のテーブルはあるものの、見ての通りの大きさで、

見た目も重めだし、大きいのでスペースも取って困っていました。
軽くて、使いやすく、出来れば高さを調節できる。
そんな良いテーブルはないかなぁと考えている時に、例の一枚板の存在を思い出しました!
よし、あの一枚板をテーブルにして使おう!
そう思って屋外に放置されていた一枚板を持ってきました!

ガーン!
カビが全体に生えているのか、灰色や白色にくすんでしまった一枚板。
よく見ると、ひび割れもあります。

さらにはポツポツと虫食いの穴も…
これ本当にきれいになるの?
DIYをしようとしている本人が半信半疑ですが、やってみないことには始まらない!
ということで、まずはサンダーをかけてみます。

長年の放置の痛みは伊達じゃない…
ですが、しっかりサンダーをかけると、本来の木目が見えてきました。

さらに頑張ってサンダーをかけます。
縁のところも忘れずにかけます。

手前に見える穴が虫食いです。
裏面も忘れずにかけていきます。

さて、ある程度綺麗になったら、ここでちょうど良いサイズにカットします。

求めているテーブルサイズと、痛んでいる箇所の状況を見ながら、今回は幅1,200mmでカットしました。
カット後もさらにサンダーをかけてキレイになったら

仕上げにペンキを塗ります。
せっかくの木の板なので、最初は木の本来の色を生かすために天然塗料のユーロクリアオイルにしようと思いましたが、

色のくすみが完全に取れなかったので、マホガニー色の油性ペンキを使うことにしました。

塗装完了後はこんな感じ。

まだ、乾いていないので多少色が濃いですが、良い雰囲気に仕上がりました!
天気が良さそうなので、乾くまで一晩外に置いておきます。
さて、これでテーブルの天板の準備は整いました。
次にテーブルの脚。
これが意外と難しい&コストがかかるんですよね。
まずは足の材質をどうしよう?
一般的に足は木or金属ですが、一枚板が木質の主張が強いので、足は金属にしたいなぁ。
早速インターネットで調べてみるとオシャレな足がたくさんありました。


しかし、安いものでも1万円以上、高いものだと4,5万円と、どれも結構良い値段がします。
ということで、いつもお世話になっているカインズをブラブラして、足になりそうなものはないか探してみます。
?

何だこれ?
「鋼製束フラットタイプ」という漢字&カタカナを使った暗号のようなものが記載されたものが販売されていました。
この形状は見るからにテーブルの脚ではないか…

立てて置いても安定していて、グラグラするようなこともありません。
さらにボルトを回すことで高さ調節もできるようです!

早速この「鋼製束フラットタイプ」という暗号をインターネットで調べると、鋼製の床束(ゆかづか)のことらしいです。
床束とは、家を作るときに床の土台となる木材を支えるために設置するもの。
私も今回初めて知りましたが、本来こんな感じで使うものらしいです。

家の基礎となる重要な部分。そりゃしっかりしているはずですね。
しかも、この束(つか)。
何が良いってその価格。
1つ458円。4つ買っても約1,800円で済んでしまいます。
なんと、他の金属製の足に比べて1/5以下です。
ということで足は、これに決めました!
では、早速買って帰ったら取り付けてみます。

並べてみるとなんかそれっぽい!
通常、テーブルの脚は長方形になるように並べることが多いと思いますが、平行四辺形型に並べみました。
インパクトドライバーでビスを打って固定します。

取付けが完了しました!
足は、上下2箇所で高さ280mm~410mmまで約130mmのレンジで調節ができます。

今回は約300mmの高さにして、モンキーレンチでしっかり締めておきます。

完成しました!
囲炉裏の雰囲気にあった少し重厚感のある一枚板が良い味を出してくれています。

小さいので、場所も取らず、囲炉裏小屋全体もすっきりしました。

さらに、横から見ると…

悪くないけど、なんか工業製品感が強いな…
ということで、急いでダイソーへGO!
お目当てはこちら。

これを鋼製束の足にかぶせます。

鋼製束の工業製品感が抑えられ、落ち着いた雰囲気になりました。


これで、本当に完成です!
今回の費用はすべてあわせて約2,000円。
・鋼製束×4 1,800円(450円×4つ)
・脚カバー 100円
・ビス 100円
一枚板は前のオーナーに感謝ですが、かなりリーズナブルに作ることが出来ました!
最近は、暖かくなってきて春の陽気ですが、まだまだ夜は気温が下がって囲炉裏で鍋も美味しい季節。
新しい一枚板テーブルの活躍に期待です!
おしまい
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