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山梨県惨敗!東京都民が移住・二拠点居住したいランキング調査から見る山梨の優位性と課題

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こんにちは!

先日、リクルート住まいカンパニーから「東京都民が移住・二拠点居住したいエリアランキング調査」というWEBアンケートのとりまとめ結果が発表されました。

大学で統計学を少しかじったものとして、個人的にはこの手のウェブアンケートは聞き方や集計・分析方法によって結果が大きく変わるので、
多少懐疑的に見てしまうところがあるのですが、結果から言うと「山梨は惨敗」。

ということで、今回はこのアンケート結果の概要とパンダ夫婦の考察を簡単に書いてみたいと思います。

リクルートの調査結果の詳細を見たい方は以下のリンクをご参照ください。
www.recruit.co.jp/newsroom/recruit-sumai/press/upload/ijyuu_nikyottenn_PressRelease_210323.pdf

〇目次

1.調査の概要・前提条件
2.ランキング(山梨は何位にランクインした?)

3.考察(本調査から見える山梨の優位性・課題は?)


1.調査の概要・前提条件
山梨のランキングが気になるところですが、まず最初にアンケートの前提条件を確認しておきたいと思います。

〇本調査における地方の定義
今回のウェブアンケートで対象となる「地方」とは、東京駅を基準に以下のとおり定義されています。
地方の定義

「都民を対象にした調査なのに、なんで八王子や奥多摩が入っているんだ?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、
これは八王子や奥多摩が東京駅から50km圏外のため、地方として分類されているためです。

〇山梨の各エリア
山梨は、「富士・東部」「甲府・峡東」「峡北・峡西」「峡南」の4つのエリアで分けられています。

山梨の各エリア


〇ランキング得点の算出方法
アンケートでは、それぞれの回答者が移住・二拠点居住をしたいというエリアを
「1位:3点、2位:2点、3位:1点」として合算のうえ、ランキングにしています。

〇対象者・方法
移住もしくは二拠点居住を検討している東京在住の20代~60代の男女を対象にしたインターネットによるアンケート調査です。
(有効回答数:10,572人)

ここは、個人的に対象者と調査方法は気になってしまうので、念のため。
対象が東京在住でしか絞られていないので、地方として定義される「八王子・奥多摩」在住の方も回答者に含まれます。
(もちろん、その人たちは今住んでいる「八王子・奥多摩」と回答しないので、結果が多少不平等かも?)

2.ランキング(山梨は何位にランクインした?)
では、早速ですが、東京都民が移住・二拠点居住したいエリアランキングを見ていきましょう。
山梨の各エリアは何位にランクインしているでしょうか?

〇移住ランキング

まずは、移住のランキング。
移住ランキング

残念ながら、山梨は20位までに1つもランクインせず…
さらに50位までで見ると、24位に甲府・峡東、29位に富士・東部が入ったのみ。

上位を見てみると、東京からアクセスが良いエリア(1位:八王子・奥多摩(東京)、2位:鎌倉・三浦(神奈川)、6位:湘南(神奈川))と、東京からはかなり遠い自然豊かなエリア(3位:石狩(北海道)、4位:離島・諸島(沖縄))に二極化。

ちなみに、都道府県別のランキングでは山梨は14位。
移住都道府県

エリアでも上位を獲得した東京や神奈川、北海道、沖縄などは仕方ないにしても、
同じ関東・関東近郊エリアの千葉(5位)、静岡(6位)、長野(7位)、茨城(9位)、栃木(13位)あたりに後塵を拝しているのは悔しい限りです。

〇二拠点居住ランキング

続いて二拠点居住。
二拠点居住ランキング

こちらは15位に富士・東部、18位に甲府・峡東がランクイン!
20位までに、1つも入らなかった移住ランキングよりは山梨が上位に来ています。

上位には移住と同様に東京からのアクセスが良い東京・神奈川の各エリアや、自然豊かな沖縄がランクインしているのは変わりませんが、二拠点居住は、移住と比べて東京からのアクセスが重視されるため、4位の伊豆(静岡)や7位の東信(長野)などが入っているのが移住ランキングとの違い。

都道府県別ランキングは、1桁の8位までランクアップ!
東京都のアクセスが重視され、移住と比べるとランクアップはしたものの、それでも長野や千葉、静岡などには及びませんでした。
二拠点居住都道府県

3.考察(本調査から見える山梨の優位性・課題は?)
結果をみると、関東や関東近郊の他県と比べて、山梨のランキングは芳しくありませんでした。
それでは、リクルートの調査結果にもう少し詳細な結果データがあったので、それを元に「山梨の優位性・課題」について考えていきたいと思います。

〇アクセス
山梨の優位性のひとつは何と言っても東京からのアクセスの良さです。
特急を使うと新宿~大月は約60分、新宿~塩山(甲州市)は約80分、新宿~甲府は約95分と電車一本であっという間に来れてしまいます。

さすがに、鎌倉や湘南、八王子などと比べると遠いですが、電車を使うと奥多摩や千葉の房総エリアに行くよりも乗り換えなしで、早く来れてしまうという事実!

移住では低ランクだったのが、二拠点居住になるとランクアップするのは、このアクセスについて評価されている証拠。

一方で、山梨に車でアクセスする場合の中央道はなかなか曲者で、ゴールデンウイークや夏は大渋滞で巻き込まれ、
普段の時間+2~3時間かかってしまうこともしばしば。
コロナ前の画一的な働き方が見直され、休暇の集中による混雑が緩和されれば、車でのアクセスが良くなることが期待できます。

〇自然環境
アクセスに加えて、自然環境も山梨の優位性として、認知されています。
先ほどのリクルートの調査の中で、移住・二拠点居住先選定理由として「自然が豊か」と回答した人のランキングでは、
3位に富士・東部、10位に峡北・峡西がランクイン。

自然ゆたか

「都会からのアクセスが良いのにこれだけ自然環境が豊か」
「富士山の絶景を毎日眺められる」
など、山梨には他県にはない雄大で魅力的な自然があります。

〇食べ物が美味しい
一方で、食べ物の美味しさは山梨の良さとして十分に認知されていないようです。
こちらは先ほどと同じ移住・二拠点居住先選定理由として「食べ物が美味しい」と回答した人のランキングですが、
山梨の各エリアは25位以内に1つもランクインしていません。

食べ物

上位は、海の幸が美味しいところが多いので、海なし県の山梨は不利な戦いを強いられるところではありますが、
パンダ夫婦もデュアルライフを始めてから知った山梨の桃・ぶどうなどのフルーツ、地鶏、新鮮な野菜などの
天下一品の美味しさは、まだまだ都市部在住者に十分に認知されておらず、PRする余地があると思います。

〇受け入れ体制・コミュニティ
最後に受け入れ体制・コミュニティについて。
以下もリクルートの調査結果ですが、峡北・峡西以外のエリアはランク外。

受け入れ

自治体受け入れ

コミュニティ


峡北・峡西エリアは、元々の別荘地として栄えたこともあり、他地域からの移住・二拠点居住に寛容で、
山梨県内の他の地域と比べると、コリビングやコワーキング施設等、面白いコミュニティ作りや新たな取り組みが行われているイメージがあります。

逆の言い方をすると、東京からのアクセスが良く、山梨の中でも本来アクセスの優位性があるはずの、
富士・東部や甲府・峡東ではまだまだ地域住民、行政の受け入れが十分ではないということかも。

パンダ夫婦も富士・東部でデュアルライフをする1人(2人だけど)として、移住や二拠点居住をしたい人たちが
もっと来たくなるようなコミュニティ作りや魅力的な情報発信を頑張らないと!
と、改めて心に強く誓ったのでした。

おしまい

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プロフィール

パンダ夫婦

Author:パンダ夫婦
30代パンダ夫婦です!

夫は大阪、妻は北海道出身。
普段は東京で銀行員。
出会ってから、札幌→長崎→東京と転勤。

2018年に160万円で山梨県大月市に古家を購入し、東京と山梨のデュアルライフを開始。
古家を修理し、ピザ釜・囲炉裏・ツリーハウス・川床をDIY!

最近は、山梨県内での狩猟や古民家探しなどをしながら、週の半分以上山梨でテレワーク・ワーケーションもしています!

みなさんから色々とご意見・コメントをいただき、他のデュアラー・移住者の方とつながっていければ嬉しいです!

SNSは、Instagram、Twitterを使っています。
 Instagram: 『pandafufu4』で検索
 Twitter: 夫『パンダ夫婦@デュアルライフ』、妻『ゆかり|東京*山梨デュアルライフ』で検索

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