東京ぶらり散歩!六本木の絶品鯛めし&国立新美術館で「佐藤可士和展」
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- 2021/03/12
- 02:00
こんにちは!
第二種電気工事士試験受験(筆記)から約半年。
ついに、待ちに待った第二種電気工事士の免状が届きました!

わーい!
これでついに小屋をセルフビルドしたり、家のリノベーションの際の電気工事が出来るぞ!
残念ながら、具体的な電気工事の予定があるわけではないのですが(笑)、出来ることが増えるのはやっぱり嬉しい!
元々、何も出来なかったパンダ夫婦も、デュアルライフを始めて2年で、
家の補修や棚づくりなどのDIY、野菜やきのこ育成、窯や焚火を使った料理、狩猟や解体などなど



生きる力が身についてきたことを実感します。
さらに言うと、山梨の自然の中での不便な生活は、臨機応変な対応力を鍛えるにもピッタリ!
都会のように便利ではないので、上手く行かないことは日常茶飯事。
その課題を、インターネットや詳しい人から情報収集したり、自分の頭で必死に考えながら、乗り越えていく。
(乗り越えずに諦めることも多々ありますが…笑)。
最近は、企業のインターンシップや研修でキャンプをやるところもあると聞きますが、
この臨機応変な対応力を養うことが、仕事の課題解決力向上につながる部分はあると思います。
(もちろん、キャンプ研修は、周囲とのコミュニケーションなどチームワークを養うのが主目的だと思いますが)
さて、先週の週末は、結婚記念日のお祝いも兼ねて、久しぶりに東京で外食ランチをしてきました。
お料理がとっても美味しかったので、今回はその内容をご紹介。
お店は、パンダ♀が東京に引っ越してきた直後に知り合いの方と行って、
とっても美味しかったという「ワンガーデン 西麻布店」さん。
tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13086478/
今回は、一番リーズナブルな税込5,000円/人のランチコースに、食べログクーポン&GoToEatで溜まっていたポイント
(今年の3月末で有効期限切れ)を使って、二人で4,000円(税込)なり。
二人での東京の外食は、前回の緊急事態宣言以降行っていなかったので、約1年ぶり。
久しぶりの外食にワクワク・ウキウキです。
お店は、広尾駅と六本木駅のちょうど中間にあります。
お店の入り口はこんな感じ。

大通りに面した普通のビルの2階にあります。
実は今回カウンター席で予約させていただいていたんですが、
当日空きがあったということで個室を使わせていただきました。
カウンター席でも席の間隔がかなり広く確保されていて、席ごとにパーティションの仕切りもあるんですが、
やっぱり二人だけで使える個室は、感染対策の観点からも嬉しい!
お店のご配慮に感謝です!
さて、着席したら早速お料理です。
このコースには、乾杯用のシャンパンがついているんですが、お子様のパンダ夫婦はウーロン茶で乾杯!
以前は、会社や友人の飲み会の都度やっていた乾杯も久しぶりすぎて緊張(笑)
お品書きはこんな感じです。
全部で8品のコース。

パンダ♀曰く、ここの一番の売りは「鯛めし」とのことだったので、それまでお腹をしっかり空けておかないと!
そうこうしていると、乾杯のウーロン茶と前菜が運ばれてきました。

茶碗蒸し&和ピザ&和すうぷです。
特に茶碗蒸しは、和のだしとフォアグラ&キャビアの濃厚な脂&塩分が上手くマッチして、とっても美味しい!
普通の茶碗蒸しなら家でも作れるんですが、家ではなかなか使えない素材との組み合わせを味わえるのは、
外食ならではだなぁ、と実感!
続いて、お刺身の盛り合わせ。

鯛、マグロの赤身、海老という、よく見る取り合わせではありますが、魚臭さなんかはまったくなく、美味しくいただだけました。
続いて、伊勢海老の磯焼の生海苔餡です。

運ばれてきた時点で、磯のいい香りが漂ってきます。
早速身を取って口に運んでみると…
うまーい!
伊勢海老と海苔から出る磯の香りが口の中いっぱいに広がります。
一緒にネギやミョウガなどの薬味が臭い消しの役割をしてくれるので、これなら海鮮が苦手な人でもさっぱり食べられるはず!
パンダ夫婦の先入観の問題?かもしれませんが、週末に山梨で過ごしている時は何となく海鮮を避けがちでもあるので、
久しぶりに食べる海鮮は美味しく感じました!
(山梨にも美味しい海鮮のお店たくさんあると思うので、外食が気兼ねなく出来るようになったら要開拓ですね!)
さらに熟成赤身肉のステーキ。

写真だけで美味しいことはわかっていただけると思いますが(笑)
見た目通りとっても美味しい!
普段良い肉を食べていないせいか、赤身=少し硬いイメージを持っていましたが、
歯が半分くらいなくても食べられるくらい柔らかい!
(歯が全部ないのはさすがに困るので…)
30代も後半に近づくと、サシの入ったお肉は胃が持たれるので、赤身のお肉が好きになりました!
さて、ここまで食べるとお腹もちょうど良い感じに膨れてきました。
次はいよいよお待ちかねの鯛めしです!
鯛めしは、炊き上げたものを一度そのまま持ってきていただきました。

鯛のお頭がドーンと入っています。
その後、鯛めしは一旦テーブルから退去。
身をほぐしてもらい、お茶碗によそわれて、再度テーブルに現れました!

一口食べてみると…
めっちゃ美味しいです!
パンダ夫婦の鯛めしランキング第1位決定です。
正直、愛媛に行ったときに松山で食べた鯛めしより、銀座の日本料理屋で食べた鯛めしより、
こっちの方が美味しかった!
お頭付きで炊き込んでいるので魚臭さがあるのでは…
と疑ってかかりましたが、全くなし!
身もふっくら炊き上がっていてとても美味しいです。
さらに、途中で和風だしを入れて食べるお茶漬けも絶品で。

和風だし自体が美味しすぎて、ご飯がなくなった後、和風だしだけ飲んでました(笑)
最後に、ボリューム満点のデザートが出て、この日のランチコースは終了。

ごちそうさまでした!
鯛めしをはじめ、どの料理も絶品で大満足。
さらに、店員さんの気遣いやサービスも素晴らしくて、定期的に通いたいお店です。
さて、お腹がいっぱいになったところで、お店の周辺をお散歩。
当初、行く場所を決めていた訳ではなかったのですが、お店から10分くらいのところに「国立新美術館」があるので、
行ってみることにしました。

この日はいくつか企画展が開催されていたのですが、「佐藤可士和展」をチョイス。
※この日は当日チケットに空きがありましたが、各企画展は、新型コロナウイルス対策として、基本的には事前予約制になっています。
日によっては当日チケットが完売していることもあるようなので、ご注意ください。
みなさん、佐藤可士和さんってご存知ですか?
佐藤可士和さんは、東京出身のアートディレクター、グラフィックデザイナーで、
ホンダステップワゴンのテレビCMやセブンイレブンのブランディング、楽天等、大手企業のロゴデザインを手掛けられた方です。
詳しくは、Wikipediaをチェック!
ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%8F%AF%E5%A3%AB%E5%92%8C
テレビなどにもご出演されているので、パンダ夫婦も「見たことある」という理由で佐藤可士和展に決定(笑)
さて、では入場します。

※佐藤可士和展は、美術館の企画展に珍しく写真OK(動画はNG)とのことでしたので、展示も撮影しています
まず目に飛び込んできたのはステップワゴンのCMで使われたイラスト!
佐藤可士和展さんの代表作の1つです。

子供が書いたようなお絵かきの中を走るステップワゴン。
大人が見てもワクワクされられる素敵なイラストです。
次にパルコの広告。

パンダ♂にとっては、見たことあるかも?くらいの感想しかありませんでしたが、
アパレルで働いていたこともあるパンダ♀は、懐かしい!と言っていました。
他にもSMAPのアルバムや

ユニクロの紙袋

セブンイレブンの各種商品などなど

見たことあるものばっかり!
さらに企業のロゴのデザインにも関わられていて、

楽天や

三井物産

ユニクロなど

こちらも私たちの日常に浸透している企業のものばかりでした。
企画展の最後に見つけて興味深かったのがこの「団地の未来」の展示。

※以下写真はすべて、「団地の未来」のホームページよりお借りしています。
団地の未来のホームページはこちらからどうぞ。
danchinomirai.com/
高度経済成長期に建てられて、時代遅れなイメージの団地。
この団地の価値を見つめなおし、新しい時代にあるようにリニューアルしていく。
UR都市機構がプロデュースし、佐藤可士和さんの他、新国立競技場の設計で有名な隈研吾さんなども関わり、
神奈川県の洋光台北団地エリアで行われています。

個人的に素敵だなと思ったコンセント・考え方が2つ。
1つめは、団地という古いものを否定せず、その価値を認めたうえで現代の価値観に合わせて、刷新していくということ。

日本では、国の経済戦略か、住宅メーカーの宣伝効果かわかりませんが、家=新築が良いというイメージがあります。
その結果、全国の空き家の割合は2018年で約13.6%と右肩上がり。
ただ、実は古い家って安く手に入ったり、リノベーションで自由にデザインを変えることが出来たり、
古民家など古い家ならではの風情があったり、良いところもたくさんあります。
パンダ夫婦のデュアルライフでもそうですが、古い家、昔ながらの手間のかかる暮らし、
現代では忘れ去られつつあるこれらのものに実は価値や面白さがあるように感じます。
大量生産大量消費ではなく、サステナビリティが求められる今の時代にもあっているのではないでしょうか。
2つめは、団地を、ただ住む場所ではなく、暮らす場所として捉えていること。
具体的に言うと、団地や地域に住む人たちが使えるカフェや図書館、広場などが整備されて、
地域のつながり・コミュニティの育成を大事にしているところです。



都会で生活していると、同じマンション内の住民同士の関係が希薄で、家というものが閉鎖的な空間になりがち。
地域住民同士が積極的につながることが出来る場所が、暮らし・人生の充実度の向上につながっていきます。
以前から、地方の暮らしではこのようなコミュニティは重要視されているように感じますが、
最近は、都市部でも、どんな家に住むか?というハード面よりも、その家でどのようなコミュニティを作っていくか?
というソフト面を求める人たちも増えてきているということかもしれません。
かなり脱線をしてしまいましたが、久しぶりの東京散歩でとっても充実した休日に。
改めて、「都会と地方の良いとこどり」を出来るデュアルライフのメリットを実感しました。
おしまい
第二種電気工事士試験受験(筆記)から約半年。
ついに、待ちに待った第二種電気工事士の免状が届きました!

わーい!
これでついに小屋をセルフビルドしたり、家のリノベーションの際の電気工事が出来るぞ!
残念ながら、具体的な電気工事の予定があるわけではないのですが(笑)、出来ることが増えるのはやっぱり嬉しい!
元々、何も出来なかったパンダ夫婦も、デュアルライフを始めて2年で、
家の補修や棚づくりなどのDIY、野菜やきのこ育成、窯や焚火を使った料理、狩猟や解体などなど



生きる力が身についてきたことを実感します。
さらに言うと、山梨の自然の中での不便な生活は、臨機応変な対応力を鍛えるにもピッタリ!
都会のように便利ではないので、上手く行かないことは日常茶飯事。
その課題を、インターネットや詳しい人から情報収集したり、自分の頭で必死に考えながら、乗り越えていく。
(乗り越えずに諦めることも多々ありますが…笑)。
最近は、企業のインターンシップや研修でキャンプをやるところもあると聞きますが、
この臨機応変な対応力を養うことが、仕事の課題解決力向上につながる部分はあると思います。
(もちろん、キャンプ研修は、周囲とのコミュニケーションなどチームワークを養うのが主目的だと思いますが)
さて、先週の週末は、結婚記念日のお祝いも兼ねて、久しぶりに東京で外食ランチをしてきました。
お料理がとっても美味しかったので、今回はその内容をご紹介。
お店は、パンダ♀が東京に引っ越してきた直後に知り合いの方と行って、
とっても美味しかったという「ワンガーデン 西麻布店」さん。
tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13086478/
今回は、一番リーズナブルな税込5,000円/人のランチコースに、食べログクーポン&GoToEatで溜まっていたポイント
(今年の3月末で有効期限切れ)を使って、二人で4,000円(税込)なり。
二人での東京の外食は、前回の緊急事態宣言以降行っていなかったので、約1年ぶり。
久しぶりの外食にワクワク・ウキウキです。
お店は、広尾駅と六本木駅のちょうど中間にあります。
お店の入り口はこんな感じ。

大通りに面した普通のビルの2階にあります。
実は今回カウンター席で予約させていただいていたんですが、
当日空きがあったということで個室を使わせていただきました。
カウンター席でも席の間隔がかなり広く確保されていて、席ごとにパーティションの仕切りもあるんですが、
やっぱり二人だけで使える個室は、感染対策の観点からも嬉しい!
お店のご配慮に感謝です!
さて、着席したら早速お料理です。
このコースには、乾杯用のシャンパンがついているんですが、お子様のパンダ夫婦はウーロン茶で乾杯!
以前は、会社や友人の飲み会の都度やっていた乾杯も久しぶりすぎて緊張(笑)
お品書きはこんな感じです。
全部で8品のコース。

パンダ♀曰く、ここの一番の売りは「鯛めし」とのことだったので、それまでお腹をしっかり空けておかないと!
そうこうしていると、乾杯のウーロン茶と前菜が運ばれてきました。

茶碗蒸し&和ピザ&和すうぷです。
特に茶碗蒸しは、和のだしとフォアグラ&キャビアの濃厚な脂&塩分が上手くマッチして、とっても美味しい!
普通の茶碗蒸しなら家でも作れるんですが、家ではなかなか使えない素材との組み合わせを味わえるのは、
外食ならではだなぁ、と実感!
続いて、お刺身の盛り合わせ。

鯛、マグロの赤身、海老という、よく見る取り合わせではありますが、魚臭さなんかはまったくなく、美味しくいただだけました。
続いて、伊勢海老の磯焼の生海苔餡です。

運ばれてきた時点で、磯のいい香りが漂ってきます。
早速身を取って口に運んでみると…
うまーい!
伊勢海老と海苔から出る磯の香りが口の中いっぱいに広がります。
一緒にネギやミョウガなどの薬味が臭い消しの役割をしてくれるので、これなら海鮮が苦手な人でもさっぱり食べられるはず!
パンダ夫婦の先入観の問題?かもしれませんが、週末に山梨で過ごしている時は何となく海鮮を避けがちでもあるので、
久しぶりに食べる海鮮は美味しく感じました!
(山梨にも美味しい海鮮のお店たくさんあると思うので、外食が気兼ねなく出来るようになったら要開拓ですね!)
さらに熟成赤身肉のステーキ。

写真だけで美味しいことはわかっていただけると思いますが(笑)
見た目通りとっても美味しい!
普段良い肉を食べていないせいか、赤身=少し硬いイメージを持っていましたが、
歯が半分くらいなくても食べられるくらい柔らかい!
(歯が全部ないのはさすがに困るので…)
30代も後半に近づくと、サシの入ったお肉は胃が持たれるので、赤身のお肉が好きになりました!
さて、ここまで食べるとお腹もちょうど良い感じに膨れてきました。
次はいよいよお待ちかねの鯛めしです!
鯛めしは、炊き上げたものを一度そのまま持ってきていただきました。

鯛のお頭がドーンと入っています。
その後、鯛めしは一旦テーブルから退去。
身をほぐしてもらい、お茶碗によそわれて、再度テーブルに現れました!

一口食べてみると…
めっちゃ美味しいです!
パンダ夫婦の鯛めしランキング第1位決定です。
正直、愛媛に行ったときに松山で食べた鯛めしより、銀座の日本料理屋で食べた鯛めしより、
こっちの方が美味しかった!
お頭付きで炊き込んでいるので魚臭さがあるのでは…
と疑ってかかりましたが、全くなし!
身もふっくら炊き上がっていてとても美味しいです。
さらに、途中で和風だしを入れて食べるお茶漬けも絶品で。

和風だし自体が美味しすぎて、ご飯がなくなった後、和風だしだけ飲んでました(笑)
最後に、ボリューム満点のデザートが出て、この日のランチコースは終了。

ごちそうさまでした!
鯛めしをはじめ、どの料理も絶品で大満足。
さらに、店員さんの気遣いやサービスも素晴らしくて、定期的に通いたいお店です。
さて、お腹がいっぱいになったところで、お店の周辺をお散歩。
当初、行く場所を決めていた訳ではなかったのですが、お店から10分くらいのところに「国立新美術館」があるので、
行ってみることにしました。

この日はいくつか企画展が開催されていたのですが、「佐藤可士和展」をチョイス。
※この日は当日チケットに空きがありましたが、各企画展は、新型コロナウイルス対策として、基本的には事前予約制になっています。
日によっては当日チケットが完売していることもあるようなので、ご注意ください。
みなさん、佐藤可士和さんってご存知ですか?
佐藤可士和さんは、東京出身のアートディレクター、グラフィックデザイナーで、
ホンダステップワゴンのテレビCMやセブンイレブンのブランディング、楽天等、大手企業のロゴデザインを手掛けられた方です。
詳しくは、Wikipediaをチェック!
ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%8F%AF%E5%A3%AB%E5%92%8C
テレビなどにもご出演されているので、パンダ夫婦も「見たことある」という理由で佐藤可士和展に決定(笑)
さて、では入場します。

※佐藤可士和展は、美術館の企画展に珍しく写真OK(動画はNG)とのことでしたので、展示も撮影しています
まず目に飛び込んできたのはステップワゴンのCMで使われたイラスト!
佐藤可士和展さんの代表作の1つです。

子供が書いたようなお絵かきの中を走るステップワゴン。
大人が見てもワクワクされられる素敵なイラストです。
次にパルコの広告。

パンダ♂にとっては、見たことあるかも?くらいの感想しかありませんでしたが、
アパレルで働いていたこともあるパンダ♀は、懐かしい!と言っていました。
他にもSMAPのアルバムや

ユニクロの紙袋

セブンイレブンの各種商品などなど

見たことあるものばっかり!
さらに企業のロゴのデザインにも関わられていて、

楽天や

三井物産

ユニクロなど

こちらも私たちの日常に浸透している企業のものばかりでした。
企画展の最後に見つけて興味深かったのがこの「団地の未来」の展示。

※以下写真はすべて、「団地の未来」のホームページよりお借りしています。
団地の未来のホームページはこちらからどうぞ。
danchinomirai.com/
高度経済成長期に建てられて、時代遅れなイメージの団地。
この団地の価値を見つめなおし、新しい時代にあるようにリニューアルしていく。
UR都市機構がプロデュースし、佐藤可士和さんの他、新国立競技場の設計で有名な隈研吾さんなども関わり、
神奈川県の洋光台北団地エリアで行われています。

個人的に素敵だなと思ったコンセント・考え方が2つ。
1つめは、団地という古いものを否定せず、その価値を認めたうえで現代の価値観に合わせて、刷新していくということ。

日本では、国の経済戦略か、住宅メーカーの宣伝効果かわかりませんが、家=新築が良いというイメージがあります。
その結果、全国の空き家の割合は2018年で約13.6%と右肩上がり。
ただ、実は古い家って安く手に入ったり、リノベーションで自由にデザインを変えることが出来たり、
古民家など古い家ならではの風情があったり、良いところもたくさんあります。
パンダ夫婦のデュアルライフでもそうですが、古い家、昔ながらの手間のかかる暮らし、
現代では忘れ去られつつあるこれらのものに実は価値や面白さがあるように感じます。
大量生産大量消費ではなく、サステナビリティが求められる今の時代にもあっているのではないでしょうか。
2つめは、団地を、ただ住む場所ではなく、暮らす場所として捉えていること。
具体的に言うと、団地や地域に住む人たちが使えるカフェや図書館、広場などが整備されて、
地域のつながり・コミュニティの育成を大事にしているところです。



都会で生活していると、同じマンション内の住民同士の関係が希薄で、家というものが閉鎖的な空間になりがち。
地域住民同士が積極的につながることが出来る場所が、暮らし・人生の充実度の向上につながっていきます。
以前から、地方の暮らしではこのようなコミュニティは重要視されているように感じますが、
最近は、都市部でも、どんな家に住むか?というハード面よりも、その家でどのようなコミュニティを作っていくか?
というソフト面を求める人たちも増えてきているということかもしれません。
かなり脱線をしてしまいましたが、久しぶりの東京散歩でとっても充実した休日に。
改めて、「都会と地方の良いとこどり」を出来るデュアルライフのメリットを実感しました。
おしまい
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