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山梨では常識!レトロな製麺機をレストアしてうどん作り③(洗浄・組み立て編)

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こんにちは!

コロナの感染拡大が始まって約1年半、家族や友人に会えなかったり、自由に遊びに行けなかったり、大変な思いをしたことも多いののですが、良くなったこともいくつかあります。

1つは以前から何度かお話させていただいているテレワーク普及による生活の充実度アップ。
ワーケーションなどの言葉もメディアでよく取り上げられていますが、パンダ♂も実際にワーケーションを続ける中で、プライベートの時間が増え、それを有効に使えていることは実感します。

もう1つメリットを感じているのが、各種イベントや勉強会のオンライン化が浸透したこと。
今までは内容に興味があっても、職場や家から遠い会場での開催だったり、日中の仕事をしている時間に開催されていたり、なかなか参加出来ないことも多かったのですが、今ではイベントや勉強会もオンラインが当たり前になりつつあります。

特に、ここ最近参加させていただいているのが、雑誌TURNSを発行する第一プログレスさんのイベント。
地域ビジネスの創出や地方創生、移住や二拠点生活に関係するイベントを、時期にもよりますがほぼ毎週くらいの頻度で開催しています。
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しかも、イベントでは実際に移住や二拠点生活をされている方、新たに地方を起点にしたビジネス・地方を巻き込んだビジネスをされている方が話してくれるので面白い!

アイデアやビジネススキーム、地域との関わり方も大変参考になるんですが、何よりその地域やビジネスへの想い・熱量にこちらも感化されてしまうことが多いです。

ご興味ある方はぜひ以下のリンクから素敵なイベントを探してみてください!
turns.jp/event

ちなみに、「地方創生で新しいビジネスとつくる学校」という約半年間の講習&グループワーク&現地視察などもが盛り込まれた講座も新しく開設されるみたいです。

こちらもご興味があればどうぞ、
turns.jp/47588


元々は不便さや娯楽の少なさがデメリットとして挙げられる地方生活ですが、最近は、インターネット通販の普及・輸送網の整備、テレワークの浸透、オンラインでのイベント・教育、新たな取り組みによる地方の魅力・ビジネスの発掘などにより、地方生活の魅力が上がりっぱなしです。

地方との関わり方の選択肢もどんどん広がっていますね!

さて、最近書いているのですが、情報量が多すぎて全4回で紹介することになりそうなレトロ製麺機シリーズ。
前回は、サビサビの製麺機をまた使えるようにするレストア作業のうち、「分解する」ところまでご紹介しました。

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○目次(前回からの続き)
1.分解する(2時間)
2.洗浄する・乾燥する(8時間)→ドライヤーで乾燥させれば約2時間
3.組み立てる(0.5時間)

4.うどんを作ってみる(1時間)

今回は、「洗浄する・乾燥する」と「組み立てる」までご紹介します!

まずは、バラバラにした部品のうち、ネジやピン以外の大きな部品を洗浄します。
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今回用意したのは、酸性系の洗剤の「サンポール」とアルカリ性洗剤の「マジックリン」。
マジックリンは今回は、キッチン用のものを使いましたが、トイレ用や風呂用のものでも問題ないです。
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汚れを落とすのには、金たわしと歯ブラシを使用しました。
100均などで売られているワイヤーブラシも使いやすくていいと思います。
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「サンポール」は、市販されている酸性系の洗剤の中でもかなり強力なので、錆取りに効果は抜群ですが、使用方法を誤まると部品がボロボロになってしまうこともあるみたいなので注意してください(インターネットの錆取りについて書かれたサイトには、サンポールは禁じ手とも最終兵器とも書かれていました…)。

さらに、サンポールは必ず手袋をして直接肌に触れないようにする、目や口に入れないようにメガネやマスクを付ける、塩素系漂白剤と絶対に混ぜない(有毒ガスが発生して、最悪死亡事故につながることも…)など、十分に注意して自己責任でご使用ください。

錆を取るのはサンポールを使うのですが、強酸性のサンポールが付着したまま空気に触れてしまうと、逆に錆が進行してしまうので、アルカリ性洗剤であるマジックリンで酸を中和します。

サンポールは約5倍、マジックリンは約2倍に水で希釈してバケツに入れます。
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※右がサンポール、左がマジックリン。

早速、サンポールに洗う部品を投入。
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サンポールへの漬けすぎは部品劣化の原因になるので、洗うものを最初にすべて漬けてしまわず、洗う都度少しずつ入れています。

サンポールに2,3分漬けて、金たわしでこすると、こんなにキレイに!

Before
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After
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サンポールで洗い終わったら、すぐにマジックリンへドボン(沈んで見えませんが)!
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他の部品も、すべて同じように洗ったのですが、手袋を一度付けると外せなくなって、写真が取れなくなってしまいました…
暗くてわかりにくいですが、磨いてキレイになった部品がマジックリン液の中に入っています。
これで中和も完了。
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では、マジックリンから取り出して、水洗いします。
マジックリンが残らないように3回水を取り替えて洗いました。
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遠目にもキレイになったことがわかりますが、近くでみると洗浄前との差は一目瞭然!
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水でしっかり洗い終わったら、すぐに乾かします。

ネジやナット、ピンなどの小さい部品は、小さくて金たわしで磨くのが難しかったので、サンポールに30分くらい漬けて、そのままマジックリンに10分、最後にザルに上げて水洗いしました。
細かい部品が多いので、なくさないように注意してください。

次に、水から出して、部品を1つずつ丁寧にキッチペーパーやキレイな雑巾で水気を拭き取ります。
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今回は完全に水気が取れるまで一晩置いておきましたが、ドライヤーなどを使えば、比較的早い時間で乾燥します。

乾燥が終わったら、おなじみのKURE 5-56を全体にスプレーします。
錆取りにも使ったこのKURE 5-56、実は、錆防止にも使えるんです。
これで、当分錆は心配なし!
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スプレーの後、さらに1時間ほど乾かしました。

3.組み立てる

乾燥したら、組み立てます。
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分解するときに、ある程度構造の理解ができていれば、組み立ては、分解を逆の手順を進めれば良いだけなので、簡単に進むと思います。

気をつけないといけないのは、それぞれのローラーについている軸の種類。
同じように見えて、長さや穴の数・位置が微妙に違うので、このページの写真を見ながら、注意して取り付けてください。

まずは、緑の本体にバネと部品を取り付けます。
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左右ともに取り付け終わりました。
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このネジは、ローラーで生地を伸ばすときの厚みを調整するときに使います。

次に溝なしローラーを取り付けます。
セットの軸を間違えないように、軸の長さや穴の位置をご確認ください。
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軸をローラーに通して、本体にセット。
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軸とローラーの間にピンを差し込みます。
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次に、小さい歯車をセット。
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小さい歯車もピンで固定します。
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小さい歯車の反対側は大きい歯車を取り付けますが、まずはピンを刺してから、
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大きい歯車をセット
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歯車が抜けないように中心にピンを差し込みます。
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次に、溝ありローラーを組み立てます。
先程と同じで、ローラーと軸の組み合わせにご注意ください。
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先程と同じ手順ですので、写真は簡単に。
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さらに、反対側には、ハンドルとハンドルの抜け落ち防止のネジも取り付けます。
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各ローラーの下にカバー(溝ありローラーは櫛状)を取り付け、
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各  ローラー の隙間には木のプレートをはめて、小さいネジで固定。

溝ありローラーも、
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溝なしローラーも同じです。
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最後に溝なしローラーの上部についている生地の投入口を固定すれば、
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部品の組み立ては完了です。
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動作確認も問題なし。
最後に1つだけ忘れてました。

それが今回古い木を捨てて、新しい木を付ける予定の底板。
以前一枚板テーブルを作った際の端材が余っていたので、それをカットして使います。
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見ての通り、外の倉庫に置いているので、カビと汚れでヒドイ状態の一枚板の端材。

まずは、古い底板にサイズを合わせて、カットします。


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このままではあまりに汚いので、いつもの電動サンダー登場!
ブログで見ると一瞬ですが、30分以上かけ続けました…
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このままでは、すぐにまた傷んでしまうので、以前床に杉板を貼った際に使用した天然由来のユーロオイルクリアを塗ります。
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ユーロオイルご購入はこちらからどうぞ。



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これを乾かせば底板の完成です。
一枚板の木目が生きた良い感じの板に仕上がりました。

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先程、組み立てた本体を、この板にネジで固定すれば、2回に渡って説明してきたレストアは無事完了です。
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※写真は、底板と本体を固定する前の乗っけただけの状態です!

ピッカピカ!
改めてレストア前後を比較。

Before
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After
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縦写真と横写真の比較になってしまったので多少見にくいですが、「努力が報われたー!」って自画自賛できるくらいキレイになりました!

これでレストア作業は無事完了です。
それにしてもレストア作業は、かかった時間を忘れるくらい本当に楽しい作業でした!
こんな構造なんだって理解&昔の知恵に感心しながら、プラモデル感覚で出来てしまいます。

うどんはスーパーで安く買えるし、電動の製麺機もあって、何でも便利にこの時代。
もう生産されていないボロボロの製麺機を敢えて購入して、それを1日がかりで手直しして使う。

時代の流れに逆行しているように見えるかもしれませんが、この不便で手間がかかるければ、最高に楽しくて充実感を感じられる自然の中の家にはピッタリなアイテムだと思います。

大事に使っていこう!
さて、次回はいよいよレトロ製麺機を使って、大月市の伝統料理「おましうどん」を作ろうと思います。

おしまい

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プロフィール

パンダ夫婦

Author:パンダ夫婦
30代パンダ夫婦です!

夫は大阪、妻は北海道出身。
普段は東京で銀行員。
出会ってから、札幌→長崎→東京と転勤。

2018年に160万円で山梨県大月市に古家を購入し、東京と山梨のデュアルライフを開始。
古家を修理し、ピザ釜・囲炉裏・ツリーハウス・川床をDIY!

最近は、山梨県内での狩猟や古民家探しなどをしながら、週の半分以上山梨でテレワーク・ワーケーションもしています!

みなさんから色々とご意見・コメントをいただき、他のデュアラー・移住者の方とつながっていければ嬉しいです!

SNSは、Instagram、Twitterを使っています。
 Instagram: 『pandafufu4』で検索
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