こんにちは!
実は先日、パンダ夫婦のInstagramに山梨の家の近くに住んでいる方から、「昔、祖母が味噌作りに使っていた釜とミンサーを使いませんか?」とメッセージをいただきました。

なんでもおばあさんが使われていて、まだ使えるものなので捨てるのも忍びないと思われて、ずっと処分できずに今まできたもののよう。
パンダ夫婦もちょうど今年から、味噌作りを始めて、来年もまたチャレンジしたいなぁと思っていたこと、ミンサーがあれば味噌だけじゃなく目下チャレンジ中の鹿肉&猪肉ウインナーにも使える!
ということで、使わせていただくことに。
※味噌作りの過去記事はこちら。
pandahuhu.com/blog-entry-131.html当日は時間が合わず、メッセージをくださった方とはお会い出来なかったのですが、ご家族の方に事前にお話をしてくださっていたおかげでスムーズにいただけました。
大豆を炊くための釜と

ミンサー

おまけの薪ストーブまでいただきました!

ウインナーづくりの際にメルカリで1,000円で買ったお手軽ミンサーは持っているのですが、ウインナーを作った際に少し肉を挽いただけで腕の筋力が限界に達するほど、パワーを使ったので…

ベルトをつければ電動でも使える今回いただいたミンサーは重宝すること間違いなし。
前回使ってから、7,8年使っていないということだったので、錆を落としたり、多少のレストア作業は必要ですが、この手の道具は、新品を買うととっても高いし、古いものはなかなか手に入らないのでとっても嬉しい!
それに何より、山梨県の方にこんな形でご連絡をいただき、接点を持てるようになったということも嬉しい!
ブログと同じく、最初は日記感覚で始めたSNSも今では、山梨にお住まいの方、移住者さん、デュアラーさんなどと結びつく事ができる大事にツールになっています。
ありがとうございました!
さて、今回は、梅雨前の今の時期に行うべき田舎ぐらしの必須イベント「梅シロップ&梅ジャム作り」について、ご紹介します!
というのも、山梨と東京のデュアルライフを始めてから、野菜や果物の旬に敏感になったパンダ夫婦…
前回の記事でご紹介したお食事処「和(なごみ)」さんに行くために、猿橋に立ち寄った際に見つけてしまいました。
猿橋駐車場目の前の「猿橋農産物直売所はねぎ」さんで

この良い感じに黄色くなり始めた梅の実を購入。

よく行くスーパーなどでも最近梅が並び始めたな…と旬を感じていたので、ついつい衝動買いしてしまいました!
で、何を作るかといいますと…
梅シロップ&梅ジャム。
梅シロップはその名の通り、梅のシロップで夏にサイダーや水で割って飲めば、絶対美味しいやつです(笑)
Instagramを見ると、今の時期に梅酒を漬けられている方も多いのですが、二人揃ってお酒が苦手なパンダ夫婦は梅シロップ&梅ジャムの一択です!
では、作り方を見ていきましょう。
◯目次
1.梅の熟度別加工品
2.準備するもの
3.梅のヘタを取る4.瓶を消毒する
5.仕込む
6.その後の展開
1.梅の熟度別加工品梅の加工品といってすぐ思いつくのは、梅干しや梅酒、梅ジュース(梅シロップ)などがあると思いますが、実は梅の熟度(熟し具合)によって適した加工品が異なります。
具体的には…
青梅:梅酒、梅シロップなど
完熟梅:梅干しなど
熟し始め:梅シロップ、梅ジャムなど今回、はねぎさんで購入した梅はまさにこの熟し始めの梅なので、梅シロップや梅ジャムにピッタリなのです。

初めて梅の加工品を作る場合は、自分の作りたいものに合った熟度の梅を選ぶことを忘れないでください!
2.準備するもの梅シロップ&梅ジャムづくりで必要なものは以下のとおりです。
【梅シロップ】
梅(熟し始め):約1kg
氷砂糖:約1kg
保存用の瓶(4L用):1つ

※上記のほか、瓶の消毒に熱湯とキッチンペーパーを準備しました。
【梅ジャム】
※6月下旬にアップデート予定。
3.梅のヘタを取る買ってきた梅をザルやボウルに開けたら、まずはヘタ取りをします。
ヘタなんて付いている梅、見たことないよー!
と思っている方もいるかと思いますが、ここです、この黒ずみ部分。

つまようじや竹串なのでほじれば

キレイに取ることが出来ます。

結構地道な作業です…
ヘタを取った梅は、汚れが残らないように水でしっかり洗って

乾燥させます。

燻製の風乾で使用する網を使って一晩乾燥させました。

これで梅の準備は完了です。
4.瓶を消毒する次に、保存用の瓶を消毒します。
瓶に不要な菌が残っていると漬けている最中に梅が発酵したり、腐敗したりして、梅シロップがうまくできないことがあります。
お湯を沸かして熱湯で処理しますが、

最初から熱湯を使うとガラスの瓶が割れてしまう可能性があるので、最初は50〜60℃のお湯で瓶を温め、その後熱湯で消毒するのが良いと思います。
熱湯消毒した瓶は、

キッチンペーパーでしっかり拭き取って

その後、しっかり乾燥させます。
5.仕込む梅と瓶が準備できたら、いよいよ仕込みです。
仕込みと言ってもとっても簡単で、氷砂糖と

梅を

瓶に交互にいれていくだけ。

はい、これであっという間に梅シロップの仕込みが終わりました。

仕込んだ瓶は、冷暗所に置いておきましょう。
パンダ夫婦は、直射日光が当たらず、比較的涼しい囲炉裏小屋に置くことにしました。

以前仕込んだ醤油や味噌と一緒に並べました。
6.その後の展開
仕込みから、2〜3週間で梅シロップは完成しますが、仕込みが終わったら特にすることはありません。
自宅で仕込んでいる人は、毎日様子を見ることが出来ると思いますが、デュアラーの方は毎日でなくても良いので、来たときに様子見をしてあげれば十分です。
数日置くと、氷砂糖が少しずつ溶けてきます。

たまには、発酵や腐敗していないか、目だけなく、瓶を開けて匂いを嗅いでみてください。

パンダ夫婦の梅シロップは、現在仕込みから約2週間。
これで梅シロップの完成です!
あとは、水で割っても、炭酸水で割っても美味しくいただけちゃいます!
梅ジャムは、梅シロップで漬けた梅を使って作ります。
6月下旬に梅シロップの出来上がり&梅ジャムの作り方を、この記事でアップデートしますので、そちらもお楽しみにしていてください!
おしまい