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簡単&低コストDIY!渓流魚(ニジマス・ヤマメ)の飼育方法 in ドラム缶(前編)

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こんにちは!

日本でもようやくコロナウイルスのワクチン接種が進んできました。

この記事を書いた8/18時点で、日本の人口の50%以上の人が1回目の接種を終え、約40%の人が2回目の接種を終えているようです。
かく言うパンダ夫婦でも、パンダ♀は既に2回目の接種完了、パンダ♂は1回目の接種完了という状況です。

ワクチンの2回接種が完了していても、感染したり、感染させたりするケースもあるので、コロナ前の状況まではまだまだほど遠いですが、気持ちがポジティブに向くのは良いことです(もちろんこれをもって感染対策を怠る訳にはいきませんが…)。

一方で、日本よりも一足先にワクチン接種が進んでいるアメリカでは、まだまだ完全とは言い切れませんが、アフターコロナの様子が少しずつ見え始めてきています。

その中でも個人的に特に驚いたのが、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど、アメリカの金融機関のトップは、在宅勤務やテレワークを「理想的ではない」「ニューノーマルにはならない」と発言し、在宅勤務やテレワークをかなりネガティブに捉えていること。

特に、ゴールドマン・サックスでは、アフターコロナにおいてはコロナ前と同じ完全出社を想定しているとのことで、これはMicrosoftやFacebookなど、アフターコロナにおいても引き続き完全な在宅勤務を認めているIT企業とはスタンスが大きく変わります。
www.bbc.com/japanese/56200777



これは、IT企業の付加価値はアイデアや技術であり職員がパソコン1つで新たな付加価値を生み出せるのに対して、金融機関の付加価値は情報やお金であり、特に情報は人が集まるところにいかないと得られないという、そもそものビジネスの違いによるものだと理解しつつも…

(私の私見も一部入っていますが)日本の特に若い世代は、企業に対する帰属意識が弱まり、仕事だけでなく人生をどのように充実させるか、職場での関係性よりどのように自己成長(自己実現)するか?を優先する人が増えているなかで、完全出社or在宅勤務可能な企業のいずれを好むかは一目瞭然です。

日本においては特に、新しい技術やサービスによって銀行の役割が相対的に低下し、オーバーバンキング(銀行が過剰な状態)で赤字の銀行も多数存在し、銀行業界が斜陽産業と呼ばれて久しい中、従業員にとって働きやすい企業を目指さなければ、採用難や退職者増がさらに進むんじゃないかと危惧しています。

働き方だけで、日本における金融機関の課題が解決することは難しいですが、ビジネスでも働き方でも多少リスクを取ってでも、新しいことにチャレンジしていく職員マインドを培っていく企業風土に変えていきたいですね。

さて、前段の話と何も関係はありませんが(笑)
今回ご紹介するのはドラム缶を使った渓流魚(ニジマス・ヤマメ)の飼育方法について。

そもそもの話ですが、なんで渓流魚の飼育を始めようと思ったかと言うと、元々五右衛門風呂で使用していた古いドラム缶を新品のドラム缶に交換したことで使い道がなくなったこと。
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「ゆ」と書かれたドラム缶は、この家の前のオーナーさんから引き継いだものです。
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中は錆び始めていて、お風呂には使いたくないと思いつつも、
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水槽として使うならまだまだ使えるのでは?ということで、渓流魚の飼育を始めることにしました。

最初に申し上げておきたいのですが、渓流魚飼育の目的は、ズバリ「大きくして食べること」です。
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囲炉小屋で塩焼きにしたり、BBQコンロで丸焼きにしたり、油でカラッとからあげにしたり、することが目的です。
ただ、途中愛着が沸いてきて、初志貫徹できなかったらすいません…

日本に生息する渓流魚のうち、美味しく食べられるものの代表格がサケ科の魚です。
ヤマメ(サクラマス)、ニジマス、イワナ属(エゾイワナ、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、オショロコマなど)などです。

サケ科の渓流魚(以下ではヤマメたちって呼びます)は見た目も美しいのですが、熱帯魚のように水槽で飼育したり、コイのように自宅の池で飼育している人はほとんど見たことないはず!
その理由は主に以下の3つです。

①冷水性で適水温が低い
 ヤマメたちは、冷水性で適水温が5〜20℃と他の淡水魚と比べると、適水温が低いです。
 そのため、夏は30℃以上まで上がる室内の水槽で飼う場合は、専用のクーラーをつける必要があります。
 (このクーラーやクーラーの電気代は、かなりコストが嵩みます)

②水中の酸素が豊富なところを好む
 渓流は、流れが激しく水に空気を多く含むため、ヤマメたちは空気が多く溶け込んだ水を好みます。
 そのため、水槽で買う場合は、大型のポンプなどをつけて、常に空気を送り続ける必要があります。

③縄張り意識が強く複数飼育するには大きな水槽が必要
 ヤマメたちは縄張り意識が強く、狭い水槽で飼育すると、最悪共食いをすることもあるそうです。
 そのため、複数飼育するには大きな水槽が必要となります。

簡単にいうと、ヤマメ等は見た目は美しいけど、普通の水槽ではいっぱい飼えないし、設備や電気代にお金がすごくかかるってことです。

そんな手間のかかるヤマメたちですが、パンダ夫婦がドラム缶を利用して飼い始めることにしたのは、山梨の家が標高が高く冷涼で夏でも気温が平地ほど高くならないこと、家の横を流れる川の水を利用することで大型のクーラーやポンプを使わなくても低水温、空気の溶け込んだ水を実現できると思ったから。

では、ドラム缶水槽のDIY&ヤマメたち育て方についてご紹介します!

作業の流れに沿って書くので、「7.ハプニング発生&対処」を最後に書いていますが、実際に飼育を始めてから改善した点もいくつかあるので、同じようにDIYされる場合は、まずは最後まで一読いただくことをおすすめします。

◯目次
1.準備するもの
2.川の水を引く
3.川の水を循環させる
4.獣害を防ぐ
5.インターネットで稚魚購入
6.飼育開始
7.ハプニング発生&対処


1.準備するもの
今回は、ニジマス用、ヤマメ用、2つのドラム缶を用意しました。

①川の水を引く(約6,300円)

 ホース(30m)×2  約6,000円
 ホースとホースをつなぐジョイント×2 約200円
 針金(細いものでOK)×30cmほど 約100円
 空のペットボトル
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②川の水を循環させる(約2,000円)
 ホースと蛇口のジョイント×各2 約2,000円
 排水用ホース(ドラム缶から川までの長さ) 今回は川の水を引くためのホースの余り
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③獣害を防ぐ(約3,600円)
 メッシュパネル(60×90cm)×2 約3,000円
 BBQ用の網(30×40cm)×6 約600円
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④稚魚購入&飼育開始(約15,500円)

 ドラム缶×2 3,000円(うち1つは五右衛門風呂から転用)
 稚魚(ニジマス30匹&ヤマメ15匹) 約6,000円
 水温計×1 約1,000円
 ポンプ(2口用)×1 約1,500円
 エアチューブ×2 約200円 
 エアストーン×2 約400円
 プラスチック箱×1 約100円
 水草(作り物)×8 約800円
 エサ(各種) 約1,500円
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ドラム缶2つ分で合計約27,400円でした。
結構お金がかかっているように思う方もいるかも知れませんが、室内で飼おうとすると水槽用クーラーを買うだけでこれくらいします。

それにこの川の水循環水槽の良さは、ランニングコストがほとんどかからないこと!
ただ、やっぱり食べるだけが目的なら買ったほうが安いのは間違いない(笑)

2.川の水を引く
まずは、ドラム缶に川の水が供給され続けるように、川の水を引きます。

普通はポンプを使って引くことが多いと思いますが、ポンプを使うと電気代が嵩むので、サイフォンの原理を使って電気や特別な機器を使うことなく、川から水を引いてきます。

簡単に言うと、標高が高いところから低いところに水を引く場合、空気を入れず水だけで満たすことで、途中出発点より高いところがあっても水が流れる仕組みのことです。

よくコップに入っている液体を、もう1方の空のコップに移す実験がなされていますが、こちらも同じサイフォンの原理。
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サイフォンの原理の詳しい説明はWikipediaをご参照ください。
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3

ということで、水はドラム缶を設置する場所から約20mほど上流(標高差1.5mほど)の場所にします。
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まずは取水時にホースの中に砂利が流入しないように、硬めの2Lペットボトルにドリルドライバーで小さい1mmほどの穴を開けて、
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ホースジョイントで、ホースに接続させた上で、川の中に沈めます。
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流されたり、浮き上がってこないようにブロックを通した上で、
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沈めました。
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ここまでできたら、ホースのもう一方の口を、自分の口で吸い込めばそのまま水が流れ続けるはず…





うげぇ…

何度も何度も試しましたが、途中川の水を飲み込むだけで水は全然流れてきません…
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ということで、諦めてポンプの力を借りることにします。
先程沈めた取水側の口にポンプを接続して水を送り込みます。
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ポンプで水を送っているので、当然もう一方の口からは水が出てきます。
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ここまで確認できたら、取水側の口をポンプから外し、水の中で先程の取水用のペットボトルに接続(すべて水の中でやらないとだめです)。

すると、ポンプを外しているのに、もう一方の口からは水が流れるようになりました!
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一度水が流れると途中の経路に関係なく、水は流れ続けるので、ホースは多少増水しても影響の受けないように水面から少し距離のあるところを通します。
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これで川の水を無事に引くことができました。
途中ポンプを使いましたが、今は勝手に水が流れ続けるので、もちろんランニングコストは0円です。

3.川の水を循環させる
無事に川の水を引くことができました。

ただ、水が給水され続けるのでこのままだとドラム缶がオーバーフローして、ドラム缶の周りは常にビチャチャです。
なので、一定量を超えた水をドラム缶から川に戻す仕組みを作ります。

ドラム缶から川への排水も、取水と同じくホースで繋ごうと思います。

まずは、ホースを接続するためにドラム缶に丸い穴を開けます。
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金属用のホルソーがあれば簡単に穴を開けられるのですが、持っていないので金属用のドリルを使って開けることにします。
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1つ開きました。
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結構大変だな…

円の周囲に沿って、穴を開けたら
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後はペンチで無理やりこじ開けます。
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きれいな円形とは言えないガタガタですが、無事に穴が開きました。
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ここに1/2ネジ取付ニップルを通して、
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ホース接続用の部品を取り付けます(外側から見た写真)。
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内側から見た写真。
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このままだと隙間から水が漏れてしますので、内側、外側ともコーキング剤で埋めます。
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コーキング材が乾くのを待って、ジョイントを接続したホースを差し込めば、
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これで排水用ホースが接続されました。

実際にやってみて後からわかった話ですが、特にニジマスを育成する場合、排水用のホースはドラム缶の上辺ギリギリに開けないほうが良いので注意です(詳しくは、「8.ハプニング発生・対処」で書きます)。

これで水回りが完了したので、次はヤマメたちが住みやすい環境作り。

普段、物陰に隠れることが多いヤマメたちのために砂利と石を敷き詰めます。
砂利と石はもちろん川で拾う!
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バケツ5杯分の石を敷き詰めました。
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さていよいよ、水を入れます。
詰まらない限り無限に流れ続ける川の水です。
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100円ショップで売られている水槽用の水草(偽物)も並べましょう。
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水が一定以上貯まると、
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うまく排水されることも確認!
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これでドラム缶水槽は一旦、ヤマメたちが過ごせる環境になりました!
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長くなってきましたので、続きは後編で。
次は、いよいよ水槽にヤマメ&ニジマスがやってきます!

おしまい

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プロフィール

パンダ夫婦

Author:パンダ夫婦
30代パンダ夫婦です!

夫は大阪、妻は北海道出身。
普段は東京で銀行員。
出会ってから、札幌→長崎→東京と転勤。

2018年に160万円で山梨県大月市に古家を購入し、東京と山梨のデュアルライフを開始。
古家を修理し、ピザ釜・囲炉裏・ツリーハウス・川床をDIY!

最近は、山梨県内での狩猟や古民家探しなどをしながら、週の半分以上山梨でテレワーク・ワーケーションもしています!

みなさんから色々とご意見・コメントをいただき、他のデュアラー・移住者の方とつながっていければ嬉しいです!

SNSは、Instagram、Twitterを使っています。
 Instagram: 『pandafufu4』で検索
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