北岳登山2日目@パンダ夫婦の山梨デュアルライフ
スポンサーリンク
- 2019/07/08
- 21:49
今回は、前回の記事でご紹介した北岳登山の続きです。
前回は、1日目北岳肩の小屋まで到着し、ランチ&昼寝&夕食でそのまま1日目が終わったところまでご紹介しました。
北岳山頂の絶景は2日目に託し、すやすや眠りについたパンダ♂でしたが、、、
この日の起床は朝4時。
4時になると寝床の電気が一斉につけられます!

昨日はずっと寝ていたので、ようやく睡眠不足も解消し、スッキリ目覚めることができました。
今日こそは晴れているだろうと外へ出ると、、、

はい、昨日より天気悪い、、、
ガスも昨日より濃く、雨まで降っています、、、
そんなぁー
悔やんでも後の祭りです。
とは言ってもここまで来て登らずに帰る訳には行かないので、布団を畳んだら、山頂へ向かう準備を整えます。
そうこうしていると、朝5時。
朝食の時間です。
食堂横で待っていると、美味しそうなご飯がどんどん配膳されていきます。

今日の朝食は卵焼きに佃煮、味噌汁、ご飯。

十分すぎる朝食です。
これから山に登るので朝はご飯をおかわりせず、ささっと食べてしまいます。
朝食の時に隣の席に昨日北岳まで登られた方がいたので様子を聞いてみると、なんと昨日は頂上はガスがかかっていなかったそう。
さすがにそれでも周りの景色は何も見えなかったそうですが、雲海に浮かぶ富士山は見えたとか。
昨日登ってればよかったなぁ。
ご飯を食べたらすぐに頂上に向かいます。
ここから頂上までは約50分。
下山時も小屋の横を通るルートなので、ザックは小屋に置いていきます。

少し登ると

相変わらずガスが濃く、登ってきたルートはほぼ見えません、、、
さて、頂上らしきものが見えてきました!

と思ったら、これはニセ頂上で、ニセ頂上の後ろに本物の頂上が、、、
これはニセ頂上から見た本物の頂上です。

写真右側の岩山が頂上です。
途中、天狗の様な鼻のついた岩を通り過ぎ

あと一息
着きました!
北岳山頂です。

標高3,193メートル。
私は富士山に登ったことがないので、今までの人生で最も高いところにいます。
残念ながら、頂上はどこもかしこもガスに覆われていて、看板以外何も見えません、、、
ドンマイ、おれ、、、
頂上は風がとても強く吹いているので、頂上にたどり着いた余韻に浸る間も無く、そそくさと退散します。
本当は山頂の少し先まで足を伸ばすと、北岳固有種のキタダケソウも生息しているとのことでしたが、こんな寒い中見る余裕はありませんでした。
頂上を後に来た道を引き返すと、こんな天気でも頂上を目指す人たちが、どんどん登ってきていました。

しばらくすると、小屋が見えてきました。

登り始めて、北岳肩の小屋に戻ってくるまで1時間弱でした。
置いていたザックをピックアップし

下山を始めましょう!
ちなみに、肩の小屋は標高が3,000メートルあり、下の町と比べると空気は薄いです。
少しの運動でも息切れやめまいがするなど、高山病に近い症状が出る場合も多いみたいなので、ゆっくり行動するようにしましょう!
登りと比べて下りはスイスイ進みます。

行きの急勾配を下るのを避けて、帰りは右俣から白根御池小屋を通るルートで広河原まで行きます。

勾配はマシですが、樺の林がひたすら続きます。

樺の林を越えると、一面の大雪渓が出てきました!

スポンサーリンク