「しいたけ」と「ひらたけ」の原木栽培(簡単!原木きのこ栽培の始め方)
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- 2019/04/15
- 06:45
今回は、3月に仕込んだ「しいたけ」と「ひらたけ」の原木栽培についてご紹介します。
テレビなどでよく見る木からニョキニョキときのこが生えてくるアレです。
自分で育てた原木からきのこを収穫して、BBQで焼いて食べたい!
っていう、なんとなくのイメージ先行で始めてみることに。
ところで、私もあまり知らなかったのですが、きのこの栽培方法には原木栽培(本物の木を使用して栽培)と菌床栽培(木を粉砕して固めた菌床を使って栽培)の2種類があって、スーパーで売られているキノコの大部分は菌床栽培で作っているもの。
菌床栽培の方が管理しやすく値段が安いから広く流通しているのですが、味や香りは格段に原木の方がいいようです。
これは楽しみ!
原木栽培を始めるには以下のものが必要になります。
・原木(きのこによって適した原木が異なります。シイタケの場合は良くコナラなどドングリの木が使われます)
・種駒菌
・電動ドリル、ビット(種駒のサイズに合うもの。一般的に8.5mm径のものが合うようです)
いざ始めようと思って準備を始めたときに気づきました。
別荘の周りは針葉樹が多く、原木に適した木があまりないことに、、、
そこで、しいたけ用の原木(コナラ)はホームセンターで購入(600円/本)。
ひらたけ用の原木はとりあえず家の周りにあった適度な乾燥状態の白樺と赤松を活用してみることに。
(まったく適していない種類の原木ですがダメ元チャレンジです)
もし、近くに原木に使える木がない場合、インターネット通販などでも買うことができますよ!
まずは、原木に電動ドリル(8.5mm径のビット使用)で穴をあけます。

そして、ホームセンターで購入した種駒菌を用意し、

ドリルで開けた穴に押し込みます。

そして、金づちで木の表面より少し内側に入るくらいまでトントンたたけば、

これで、ひらたけ&しいたけの原木栽培の準備完了です。

ここからは、打ち込んだ種駒菌が原木にしっかりまん延するように、ブルーシートをかけて湿度を保ちます(これを仮伏せというようです)。
乾燥しないように定期的に散水しながら、とりあえず梅雨頃まではこの状態をキープするようです。
最初の収穫は来年の秋(夏を2回迎えた後の秋)とのことなので、まだまだ時間がかかりますが今から楽しみです!
今の仮伏せの時期を越えれば、ブルーシートを外して日陰で管理することになりますので、またその時期に経過をご報告します。
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