デュアルライフでツリーハウスDIY⑨(ツリーデッキの傾きを再調整&矢切にアクリル板を取付け)
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- 2020/04/26
- 17:41
こんにちは!
ドタバタしていて長らく手を付けられていなかったツリーハウス。
今年のオンシーズンには、みんなで使うぞ!
という目標は、コロナが長引いていることで達成が危ぶまれてしまっていますが、早めに完成を目指したいところです。
ところが、肝心のツリーハウスに久しぶりに登ってみると、、、
あれ、なんか傾いてる、、、
水平を確認するレベルを乗せてみると、どうやら一番幹が細い杉の木側が少し下がっているようです。
最初に作った時にあんだけ苦労して水平確認したのにー!!
と思っても後の祭り。
私も詳しくは知らなかったのですが、木をサンドイッチしてツリーハウスの基礎を作る場合は(詳しくは、過去の記事「デュアルライフでツリーハウスDIY①」を参照」)、強い風による木の揺れで基礎がずれてしまうことはよくあることのようです。

元々、山の中の谷にあるので風の影響は受けにくいパンダ夫婦の別荘ですが、昨年秋から今年の冬にかけては、台風や悪天候で風が強い日が多かったので、その影響が一番細い気に出たのだと思います。


ツリーハウスの作業を再開する前に大きな課題が出来てしまいました。
その後、インターネットや本などで下がった基礎を上げる方法を色々と調べましたが見つからず、、、
重機を使ったり、多くの人数で行えばあっという間に出来てしまうのかもしれませんが、なにせこっちは重機なし、1人ぼっち(パンダ♀は非力のためカウント外にしました)。
そんなこんなで数ヵ月悩み続けて、パンダ♂が出した結論は、「ずれてしまった基礎を戻すことを諦めること」でした。
これは何も今後も傾いたまま使い続けましょう!
ということではなく、ずれた基礎を戻すのではなく、ずれていない基礎(3箇所)を同じだけずらすということです。
よっ!逆転の発想!
早速、どのくらいずれているのか測ってみると、約5cmほど元の位置から落ちてしまっていたみたいです。
そこで、ずれていない3箇所の基礎をすべて約5cmずつ下に落としましょう。
その前に必ず、ずれてしまった基礎のボルトをがっちり締め直しておきましょう。
さて、それでは作業に入ります。
パンダ夫婦のツリーハウスの基礎は、ボルトを使用して3段階でサンドイッチしているので、
まず1番下のサンドイッチのボルトを緩めてをずらします(都度、レベルで水平は確認します)。

さらに下から2番目のサンドイッチも同じようにずらします。

最後に一番上のサンドイッチのボルトも緩めますが、、、
あれ?一番上のサンドイッチは、他の基礎の上に乗っかる大引きの役割も兼ねているからか、ボルトを緩めても下にずれてきません。

とりあえず、これは一旦置いておいて、同じように残り3箇所も1番下と2番目のサンドイッチを約5cmずらして、一番上のサンドイッチのボルトを緩めます。
そして、パンダ♂がツリーデッキの上に乗ると、、、

ガタンッという音とともにデッキが下にずれました!
水平になったように感じますが、実際にレベルを置いてみると。

おー!これでほぼ水平に戻りました!
数ヵ月悩み続けてのことだったので、感動もひとしお。
基礎がずれてしまったことでツリーハウスへの情熱が少し失われ気味だったパンダ♂に新たな情熱の炎が燃え始めました。
ちなみに作業自体は、サンドイッチの再固定に多少手間取りましたが1時間ほどで終わりました、、、
あんなに悩んだのになぁ。
ということで、新しく火が付いたパンダ♂はそのまま作業を続けます。
続いては、矢切(写真の黄色で囲んだ部分)にアクリル板を取り付けていこうと思います。

実は、このツリーハウス。
去年、屋根を取り付けたにも関わらず、矢切が空いた状態のままだったので、ブルーシートを外すことができずにいました。
(少し昔の写真ですが)

これで、ブルーシートを卒業します!
矢切は、壁と同様に合板を貼って壁にしてしまうことも考えたのですが、スギに囲まれて陽が当たりにくいツリーハウスの中に少しでも多くの日光を取り込むために壁にはせず、窓にすることに。
また、窓の材質は、当初ガラスも考えたのですが、自分で加工しやすく、丈夫で割れた時の危険も少ないアクリル板にすることに。
アクリル板の唯一のデメリット。
それは価格が高いこと。
今回使用する厚さ3mmで650mm×1,090mmのサイズが一枚約8千円。
2枚必要だったので、これだけで16,000円。
結構痛い出費でした、、、
さて、では作業を進めましょう。
アクリル板を矢切の△スペースのサイズに合わせてカットしていきます。

電動丸ノコを使用してカットしました。

カット中はアクリルの破片が無数に体に体当たりしてくるので、必ずゴーグル・長袖の服をつけてやりましょう!

電動丸ノコは刃が木材用というのもあって、カットした面はかなりガタガタ・ギザギザになります。

今回は、木材でサンドイッチして切断面が隠れてしまうので多少ガタガタでも問題なかったこと、以前小窓をDIYした際にはアクリル板カッターを使ったのですが、小さいカットでも結構難しい(意図せぬ部分が欠けてしまう)ので、今回は電動丸ノコに。

大きく欠けたりすることはなく、満足の出来映えでした。

サイズもだいたい良さそうです。

さて、このアクリル板をサンドイッチする木材を矢切に取り付けていきます。
三角形の斜辺にあたる部分は元々ある柱を使用するので、残りの2辺(黄色で囲んだところ)。

ここには、別の作業の際に余ったホワイトウッド&赤松の垂木をビスで取り付けていきます。
berofe(入口と反対面の写真)

after

これで、サンドイッチの片面の取付けが完了しました。
アクリル板をセットする前に、ここまで出来たところで隙間や木と木の接合面にコーキングをしておきましょう。

元々、軒があるので、雨が入りにくい場所ではありますが、念には念を入れてコーキングしておきます。


コーキングは、白やグレーのものが一般的ですが、透明(クリア)のものを使用すれば景観を損ねることもありません。
さて、コーキングが終わったところで先ほどカットしたアクリル板をはめ込みます。
先ほど切断面が多少ガタガタでも大丈夫といったので、木でサンドイッチされて各辺の周囲3cmは見えなくなるため。


アクリル板をセットしたら、手前側からカットした垂木を押し込んでアクリル板を固定します。
(着色していないものが手前から押し込んだ垂木です。実際にはこの後で着色・乾燥してから再固定しています。)


高価なアクリル板にビスを打ち込んで割りたくなかったので、垂木はすべて左側や下側の柱にビスで固定しました。
(そもそもサイズをほぼピッタリでカットできたので、ビスがなくてもがっちり固定されていました)
垂木の斜めカットについては、「さしがね」を使用すればとっても簡単。

以前、ウッドデッキ&階段をDIYした際の記事に詳しく書いています。
反対側の矢切スペースも同じようにアクリル板を取り付ければ完成です。
外から見たらこんな感じ。

中から見たらこんな感じ。
(透明なのでわかりにくいかもしれませんが、アクリル板にパンダ♂の手あかがついています。)

これで長かったブルーシート生活から一部卒業です。
(一部と書いたのは、川側の一番大きな窓はまだ何もつけていないから。)

一番大きな窓は、安易に窓を入れて一番の売りの景観を損ねたくないしなぁ。
雨の心配がなくなったところで、次回いよいよツリーハウスの内装をDIYしていきます。
今回はここまで。
おしまい。
ドタバタしていて長らく手を付けられていなかったツリーハウス。
今年のオンシーズンには、みんなで使うぞ!
という目標は、コロナが長引いていることで達成が危ぶまれてしまっていますが、早めに完成を目指したいところです。
ところが、肝心のツリーハウスに久しぶりに登ってみると、、、
あれ、なんか傾いてる、、、
水平を確認するレベルを乗せてみると、どうやら一番幹が細い杉の木側が少し下がっているようです。
最初に作った時にあんだけ苦労して水平確認したのにー!!
と思っても後の祭り。
私も詳しくは知らなかったのですが、木をサンドイッチしてツリーハウスの基礎を作る場合は(詳しくは、過去の記事「デュアルライフでツリーハウスDIY①」を参照」)、強い風による木の揺れで基礎がずれてしまうことはよくあることのようです。

元々、山の中の谷にあるので風の影響は受けにくいパンダ夫婦の別荘ですが、昨年秋から今年の冬にかけては、台風や悪天候で風が強い日が多かったので、その影響が一番細い気に出たのだと思います。


ツリーハウスの作業を再開する前に大きな課題が出来てしまいました。
その後、インターネットや本などで下がった基礎を上げる方法を色々と調べましたが見つからず、、、
重機を使ったり、多くの人数で行えばあっという間に出来てしまうのかもしれませんが、なにせこっちは重機なし、1人ぼっち(パンダ♀は非力のためカウント外にしました)。
そんなこんなで数ヵ月悩み続けて、パンダ♂が出した結論は、「ずれてしまった基礎を戻すことを諦めること」でした。
これは何も今後も傾いたまま使い続けましょう!
ということではなく、ずれた基礎を戻すのではなく、ずれていない基礎(3箇所)を同じだけずらすということです。
よっ!逆転の発想!
早速、どのくらいずれているのか測ってみると、約5cmほど元の位置から落ちてしまっていたみたいです。
そこで、ずれていない3箇所の基礎をすべて約5cmずつ下に落としましょう。
その前に必ず、ずれてしまった基礎のボルトをがっちり締め直しておきましょう。
さて、それでは作業に入ります。
パンダ夫婦のツリーハウスの基礎は、ボルトを使用して3段階でサンドイッチしているので、
まず1番下のサンドイッチのボルトを緩めてをずらします(都度、レベルで水平は確認します)。

さらに下から2番目のサンドイッチも同じようにずらします。

最後に一番上のサンドイッチのボルトも緩めますが、、、
あれ?一番上のサンドイッチは、他の基礎の上に乗っかる大引きの役割も兼ねているからか、ボルトを緩めても下にずれてきません。

とりあえず、これは一旦置いておいて、同じように残り3箇所も1番下と2番目のサンドイッチを約5cmずらして、一番上のサンドイッチのボルトを緩めます。
そして、パンダ♂がツリーデッキの上に乗ると、、、

ガタンッという音とともにデッキが下にずれました!
水平になったように感じますが、実際にレベルを置いてみると。

おー!これでほぼ水平に戻りました!
数ヵ月悩み続けてのことだったので、感動もひとしお。
基礎がずれてしまったことでツリーハウスへの情熱が少し失われ気味だったパンダ♂に新たな情熱の炎が燃え始めました。
ちなみに作業自体は、サンドイッチの再固定に多少手間取りましたが1時間ほどで終わりました、、、
あんなに悩んだのになぁ。
ということで、新しく火が付いたパンダ♂はそのまま作業を続けます。
続いては、矢切(写真の黄色で囲んだ部分)にアクリル板を取り付けていこうと思います。

実は、このツリーハウス。
去年、屋根を取り付けたにも関わらず、矢切が空いた状態のままだったので、ブルーシートを外すことができずにいました。
(少し昔の写真ですが)

これで、ブルーシートを卒業します!
矢切は、壁と同様に合板を貼って壁にしてしまうことも考えたのですが、スギに囲まれて陽が当たりにくいツリーハウスの中に少しでも多くの日光を取り込むために壁にはせず、窓にすることに。
また、窓の材質は、当初ガラスも考えたのですが、自分で加工しやすく、丈夫で割れた時の危険も少ないアクリル板にすることに。
アクリル板の唯一のデメリット。
それは価格が高いこと。
今回使用する厚さ3mmで650mm×1,090mmのサイズが一枚約8千円。
2枚必要だったので、これだけで16,000円。
結構痛い出費でした、、、
さて、では作業を進めましょう。
アクリル板を矢切の△スペースのサイズに合わせてカットしていきます。

電動丸ノコを使用してカットしました。

カット中はアクリルの破片が無数に体に体当たりしてくるので、必ずゴーグル・長袖の服をつけてやりましょう!

電動丸ノコは刃が木材用というのもあって、カットした面はかなりガタガタ・ギザギザになります。

今回は、木材でサンドイッチして切断面が隠れてしまうので多少ガタガタでも問題なかったこと、以前小窓をDIYした際にはアクリル板カッターを使ったのですが、小さいカットでも結構難しい(意図せぬ部分が欠けてしまう)ので、今回は電動丸ノコに。

大きく欠けたりすることはなく、満足の出来映えでした。

サイズもだいたい良さそうです。

さて、このアクリル板をサンドイッチする木材を矢切に取り付けていきます。
三角形の斜辺にあたる部分は元々ある柱を使用するので、残りの2辺(黄色で囲んだところ)。

ここには、別の作業の際に余ったホワイトウッド&赤松の垂木をビスで取り付けていきます。
berofe(入口と反対面の写真)

after

これで、サンドイッチの片面の取付けが完了しました。
アクリル板をセットする前に、ここまで出来たところで隙間や木と木の接合面にコーキングをしておきましょう。

元々、軒があるので、雨が入りにくい場所ではありますが、念には念を入れてコーキングしておきます。


コーキングは、白やグレーのものが一般的ですが、透明(クリア)のものを使用すれば景観を損ねることもありません。
さて、コーキングが終わったところで先ほどカットしたアクリル板をはめ込みます。
先ほど切断面が多少ガタガタでも大丈夫といったので、木でサンドイッチされて各辺の周囲3cmは見えなくなるため。


アクリル板をセットしたら、手前側からカットした垂木を押し込んでアクリル板を固定します。
(着色していないものが手前から押し込んだ垂木です。実際にはこの後で着色・乾燥してから再固定しています。)


高価なアクリル板にビスを打ち込んで割りたくなかったので、垂木はすべて左側や下側の柱にビスで固定しました。
(そもそもサイズをほぼピッタリでカットできたので、ビスがなくてもがっちり固定されていました)
垂木の斜めカットについては、「さしがね」を使用すればとっても簡単。

以前、ウッドデッキ&階段をDIYした際の記事に詳しく書いています。
反対側の矢切スペースも同じようにアクリル板を取り付ければ完成です。
外から見たらこんな感じ。

中から見たらこんな感じ。
(透明なのでわかりにくいかもしれませんが、アクリル板にパンダ♂の手あかがついています。)

これで長かったブルーシート生活から一部卒業です。
(一部と書いたのは、川側の一番大きな窓はまだ何もつけていないから。)

一番大きな窓は、安易に窓を入れて一番の売りの景観を損ねたくないしなぁ。
雨の心配がなくなったところで、次回いよいよツリーハウスの内装をDIYしていきます。
今回はここまで。
おしまい。
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