初心者にもわかりやすいツリーハウスの作り方 後編(これからツリーハウスを作る方・作りたい方へ)
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- 2020/05/24
- 22:54
こんにちは!
前回前編をご紹介した「わかりやすいツリーハウスの作り・ツリーハウス作りの手順」の後編です。
改めて目次を確認。
目次
1.作り始める前の準備 心構え
イメージアップ&情報収集
コスト
準備するもの&必要なスキル
2.場所を決めよう
場所を探そう
木を決めよう
3.ツリーデッキ作り
サンドイッチorボルト打込み
大引、根太を敷く
デッキを貼る
4.ツリーハウス作り(基礎)
在来工法orツーバイフォー工法
5.ツリーハウス作り(壁、屋根、窓)
壁をどうする?
屋根をどうする?
窓をどうする?
6.ツリーハウス作り(内装)
機能編(狭い空間を効果的に使う)
デザイン編(コストをかけずオシャレ見せる)
7.楽しみ方
1人で楽しむ
誰かと楽しむ
8.事後メンテナンス
月1回はボルトの緩みを確認しよう
ボルトが緩んでデッキが傾いたら?
前編では1~3をご紹介したので、後編では4~8をご紹介します。
では、さっそく参りましょう!
4.ツリーハウス作り(骨組み)
◯在来工法orツーバイフォー工法
ツリーデッキが出来たら、いよいよツリーハウスを作っていきましょう。
ここからはツリーハウス特有の方法ではなく、小屋や家を作る時と同じです。
ツリーハウスを作るにあたってまずは、在来工法で建てるか?ツーバイフォー工法で建てるか?を決める必要があります。
在来工法は日本で昔から使われてきた工法で柱と梁で建物を支えます。窓を大きく取って空気の入れ替えがしやすいので、高温多湿の日本にマッチした方法です。
一方で、ツーバイフォー工法は、主に欧米で使われ、角材(2インチ×4インチや2インチ×6インチなど)や合板で作った丈夫な壁で建物を支える工法です。こちらは使用する木材の量が多くなったり、大きな窓を作ると強度が下がるなどのデメリットもありますが、地震など水平方向の揺れに強いなどのメリットもあります。
さて、ツリーハウスにはどちらの工法が良いでしょうか?
結論としてはどちらでも良いと思います。
パンダ夫婦もツリーハウスの勉強でいくつか、お店や公園のツリーハウスを見に行ったり、本で調べたりしましたが、どちらの例もありました。
パンダ夫婦のツリーハウスでは、メインで使用する木材(2×4材の6フィート)が、ホームセンターで手に入りやすく、軽自動車でも運びやすいとの理由で、ツーバイフォー工法で建てることにしました。

まず初めにツリーハウスの床を作ります。
床は2×4材で枠を作って

その上にOSB合板と呼ばれる木片を圧着させた合板を貼ります。

次にツリーハウスの4枚の木枠を1枚ずつ作っていきます。
窓やドアを作らない場合はシンプルな十字でOK。

窓を入れる場合は、窓のサイズに合わせて2×4材で枠を作っておきます。
(写真の右上を窓にする予定です)。

ドアの場合も同様です。
枠が出来たらホームセンターで売っている合板をビスで枠に貼っていきます。

2×4材や合板はサイズが規格化されているので、ムダなカットをする必要がなくて、とても楽です。
壁が4枚出来上がったらそれぞれを立ち上げて、固定し、箱にします。

立方体の箱のようなツリーハウスでももちろんOKですが、少しでも中が広くなるように三角屋根にしました。

5.ツリーハウス作り(壁、屋根、窓)
◯壁をどうする?
ツリーハウスの骨組みが出来たら、壁について考えましょう。
一般的な住宅は、外壁にアクリル樹脂やシリコン樹脂が使われることが多いですが、せっかくのツリーハウスなので木の外壁にします。
通常フラットな外壁が多いですが、パンダ夫婦は鎧張りと呼ばれる立体感のある外壁にしました。
理由は昔から憧れていたツリーハウスのイメージに近くてカッコいいから。そんなもんです…。
外壁に使用する木材は、お金を払えば高くて良いのはたくさんありますが…木に負担をかけないためにも、出来るだけ軽い木材が良いでしょう。
パンダ夫婦は、最安のスギの野地板にしています(スギ林の中のツリーハウスですし)。
2×4材を組み上げて作った骨組みに。透湿防水シートを巻いて、タッカーで固定。

スギ板を下の方から、少し重なるように釘で固定していきます。


◯屋根をどうする?
次に屋根材を考えましょう。
屋根材は大きく分けると、瓦、スレート、金属板(トタンやガルバリウム鋼板)アスファルトシングルなどがあります。
屋根は雨や雪、それに落ち葉や落枝が落ちてくるので、丈夫なもの良いですね。
さらにDIYするので軽くて、作業しやすいもの。
最終的にパンダ夫婦は、オンデュビラと言うパイプ繊維とアスファルトで作られた屋根材にしました。
瓦:重い。DIY無理。
スレート:DIY無理。
金属板:ツリーハウスに合わない。
ということで、ホームセンターでも手に入るアスファルトシングルにしようと思っていたのですが、フランスのオンデュリン(Onduline)製の屋根材オンデュビラ(Onduvilla)をネットで発見!

ご購入はこちらからどうぞ。
パルプなので軽くて、ビスで打ち込むだけで作業も簡単、値段も高すぎず、耐久性も15年以上だとか。
ホームセンターによっては取扱いがあるそうですが、近くのホームセンターにはなかったのでインターネットで注文しました。

取付けは簡単。
市販のビス(または専用のビス)を使って屋根に打ち込んでいくだけです。

グリーンの屋根がツリーハウスにマッチして、いい感じです!

◯窓をどうする?
ツリーハウスに窓を作ろうと思っている場合は、骨組みを作る前に必ず窓をどんな素材でどんな窓にしたいか考えておきましょう!
通常の住宅で一番多いのはもちろんサッシのガラス窓。
流通量も多くて、コスト的にも一番安いです。
サッシを使う場合はサイズが規格で決まっているので、サッシの規格に合わせてツリーハウスの窓枠を作っておく必要があります。
パンダ夫婦は、ツリーハウスは高い位置がにあるので危なくないように!ということで、アクリル版で窓を作りました。

はめ殺し窓であれば、アクリル版でも簡単に作れますので、詳しくはブログを参照してください。

1番大きい窓は、あえて窓を作らない!という選択をしましたが、住居と違ってずっと過ごす訳でなく、窓の役割も違うので、思い切った選択もアリです!

6.ツリーハウス作り(内装)
◯機能編(狭い空間を効果的に使う)
パンダ夫婦のツリーハウスは、約1坪。
木材の規格に合わせて、6フィート(約180cm)四方の小さな小屋です。
ですので、狭い空間を効果的に使う工夫をいくつかしています。
一つ目が着脱可能なテーブルとベンチ。

テーブルとベンチは完全に外すことができます。

ちなみに、ベンチの台も靴箱や1人用のスツールとしても活用出来ます。

二つ目が、飾り棚。

通常は内壁を貼ってしまうのですが、少しでも室内を広くするためにあえて飾り棚として活用しました。

収納としても使えて、重宝しています。
◯デザイン編(コストをかけずオシャレ見せる)
デザインについてはパンダ♂はあまり得意でないのですが、ツリーハウスで行ったことを書きます。
まずはテーマの設定。
パンダ♂がマスターの山小屋カフェという設定で、イメージにマッチする小物を集めました。
小物集めに役立ったところが2つ。
1つが百円ショップ。
安くてオシャレな小物がたくさんあります。
例えば
コーヒー豆の容器や

カゴ

黒板

次にフリマサイト。
新品よりかなり安く、色んなものが売られているので、日常使いしない小物探しには重宝しました。
ただし、新品より高い値段がついている物もあるので、新品がいくらで売られているかを必ず確認しましょう!
例えば
サイフォンコーヒーメーカーや

スリムポット

また、素敵なカフェはネット検索すればいくらでも出てくるので、DIY出来るものはしてしまえ!と思ってます。



今は、カゴに入れるドライフラワー作りと、飾る絵選びもしています。
7.楽しみ方
◯1人で楽しむ
さて、ツリーハウスを1人で楽しむなんて、かなり根暗なやつだなと思われるかもしれませんが、結構良い時間を過ごせます。
ただただ、窓の外を見ながらコーヒーを飲んだり

夜、ランプの明かりに癒されたり

夏になったら寝袋持ち込んで泊まってみようと思います。

◯誰かと楽しむ
パンダ夫婦だけじゃなく、友人や興味を持ってもらえた方を呼んで、
カフェごっこしたり

バーベキューの合間に休憩したり

飲み会したり

を考えていたのですが、コロナの影響もあり、来年の楽しみですかね…
ちなみに定員は3名(テーブルと椅子の数)となっています。
8.事後メンテナンス
◯月1回はボルトの緩みを確認しよう
さて、完成したら使って遊ぶことに夢中になって、メンテナンスは二の次に。
木は常に成長していて、また自然の中で雨や風に直接さらされる環境なので、事後メンテナンスはしっかりしましょう!
使い始めて気づいたメンテナンスは2つ。
1つはこまめな掃除。
木から葉っぱや枝が落ちてきて、ツリーハウスやツリーデッキにも溜まりやすいので、こまめに掃除をしましょう。
葉っぱを放っておくと、それがツリーハウス自体の腐りの原因になることもあります。


ツリーハウスとツリーデッキの隙間は、葉っぱが溜まって腐ることが多いので念入りに。
もう1つは、基礎のボルトを締め直すこと。

頻度は月1回くらいで良いと思います。
ツリーハウスを建てると上からの重みがそれなりにあるのに加えて、風で木が揺れるとボルトが緩むこともよくあります。
せっかく作ったツリーハウス。
後々後悔しないためにもメンテナンスはきっちりしましょう!
◯デッキが傾いたら?
ボルトを定期的に締め直していても、基礎がズレることはあります。
特に強い風が吹いて木が大きく揺れた後にはよく起こるようです。
ある日デッキに登ると平衡感覚が少し変な感じがします。
ツリーハウスの扉が勝手に開いたり、置いているものが少し転がったり、

変化に気づいたらまずレベルでズレていること、どこが何センチずれているかを確認します。
友人や手伝ってくれる人がいれば、ズレた基礎を引き上げることも可能です。
パンダ♂のように1人の場合は、諦めてズレていない基礎をズレた基礎の高さに合わせましょう。
まずは、ズレた基礎のボルドしっかり締め直して

ズレていない基礎を一つずつ、ズレた分だけ下げていきます。

これを続けているといつかは地面にたどり着いて、ツリーハウスがただの小屋になってしまうかもしれませんので、やりすぎ注意です!
さいごに
前編後編と2回にわたってツリーハウスの作り方について書かせていただきました。
私自身がほとんど初心者の状態からツリーハウスを作り始めて、迷ったり悩んだりしたポイントを中心に書きました。

※より詳しい作り方は、過去の各記事をご覧ください。
この記事が、今ツリーハウスを作っている人、これからツリーハウスを作りたいと思っている人のお役に少しでも立てればいいなぁと思います。
おしまい

前回前編をご紹介した「わかりやすいツリーハウスの作り・ツリーハウス作りの手順」の後編です。
改めて目次を確認。
目次
1.作り始める前の準備 心構え
イメージアップ&情報収集
コスト
準備するもの&必要なスキル
2.場所を決めよう
場所を探そう
木を決めよう
3.ツリーデッキ作り
サンドイッチorボルト打込み
大引、根太を敷く
デッキを貼る
4.ツリーハウス作り(基礎)
在来工法orツーバイフォー工法
5.ツリーハウス作り(壁、屋根、窓)
壁をどうする?
屋根をどうする?
窓をどうする?
6.ツリーハウス作り(内装)
機能編(狭い空間を効果的に使う)
デザイン編(コストをかけずオシャレ見せる)
7.楽しみ方
1人で楽しむ
誰かと楽しむ
8.事後メンテナンス
月1回はボルトの緩みを確認しよう
ボルトが緩んでデッキが傾いたら?
前編では1~3をご紹介したので、後編では4~8をご紹介します。
では、さっそく参りましょう!
4.ツリーハウス作り(骨組み)
◯在来工法orツーバイフォー工法
ツリーデッキが出来たら、いよいよツリーハウスを作っていきましょう。
ここからはツリーハウス特有の方法ではなく、小屋や家を作る時と同じです。
ツリーハウスを作るにあたってまずは、在来工法で建てるか?ツーバイフォー工法で建てるか?を決める必要があります。
在来工法は日本で昔から使われてきた工法で柱と梁で建物を支えます。窓を大きく取って空気の入れ替えがしやすいので、高温多湿の日本にマッチした方法です。
一方で、ツーバイフォー工法は、主に欧米で使われ、角材(2インチ×4インチや2インチ×6インチなど)や合板で作った丈夫な壁で建物を支える工法です。こちらは使用する木材の量が多くなったり、大きな窓を作ると強度が下がるなどのデメリットもありますが、地震など水平方向の揺れに強いなどのメリットもあります。
さて、ツリーハウスにはどちらの工法が良いでしょうか?
結論としてはどちらでも良いと思います。
パンダ夫婦もツリーハウスの勉強でいくつか、お店や公園のツリーハウスを見に行ったり、本で調べたりしましたが、どちらの例もありました。
パンダ夫婦のツリーハウスでは、メインで使用する木材(2×4材の6フィート)が、ホームセンターで手に入りやすく、軽自動車でも運びやすいとの理由で、ツーバイフォー工法で建てることにしました。

まず初めにツリーハウスの床を作ります。
床は2×4材で枠を作って

その上にOSB合板と呼ばれる木片を圧着させた合板を貼ります。

次にツリーハウスの4枚の木枠を1枚ずつ作っていきます。
窓やドアを作らない場合はシンプルな十字でOK。

窓を入れる場合は、窓のサイズに合わせて2×4材で枠を作っておきます。
(写真の右上を窓にする予定です)。

ドアの場合も同様です。
枠が出来たらホームセンターで売っている合板をビスで枠に貼っていきます。

2×4材や合板はサイズが規格化されているので、ムダなカットをする必要がなくて、とても楽です。
壁が4枚出来上がったらそれぞれを立ち上げて、固定し、箱にします。

立方体の箱のようなツリーハウスでももちろんOKですが、少しでも中が広くなるように三角屋根にしました。

5.ツリーハウス作り(壁、屋根、窓)
◯壁をどうする?
ツリーハウスの骨組みが出来たら、壁について考えましょう。
一般的な住宅は、外壁にアクリル樹脂やシリコン樹脂が使われることが多いですが、せっかくのツリーハウスなので木の外壁にします。
通常フラットな外壁が多いですが、パンダ夫婦は鎧張りと呼ばれる立体感のある外壁にしました。
理由は昔から憧れていたツリーハウスのイメージに近くてカッコいいから。そんなもんです…。
外壁に使用する木材は、お金を払えば高くて良いのはたくさんありますが…木に負担をかけないためにも、出来るだけ軽い木材が良いでしょう。
パンダ夫婦は、最安のスギの野地板にしています(スギ林の中のツリーハウスですし)。
2×4材を組み上げて作った骨組みに。透湿防水シートを巻いて、タッカーで固定。

スギ板を下の方から、少し重なるように釘で固定していきます。


◯屋根をどうする?
次に屋根材を考えましょう。
屋根材は大きく分けると、瓦、スレート、金属板(トタンやガルバリウム鋼板)アスファルトシングルなどがあります。
屋根は雨や雪、それに落ち葉や落枝が落ちてくるので、丈夫なもの良いですね。
さらにDIYするので軽くて、作業しやすいもの。
最終的にパンダ夫婦は、オンデュビラと言うパイプ繊維とアスファルトで作られた屋根材にしました。
瓦:重い。DIY無理。
スレート:DIY無理。
金属板:ツリーハウスに合わない。
ということで、ホームセンターでも手に入るアスファルトシングルにしようと思っていたのですが、フランスのオンデュリン(Onduline)製の屋根材オンデュビラ(Onduvilla)をネットで発見!

ご購入はこちらからどうぞ。
パルプなので軽くて、ビスで打ち込むだけで作業も簡単、値段も高すぎず、耐久性も15年以上だとか。
ホームセンターによっては取扱いがあるそうですが、近くのホームセンターにはなかったのでインターネットで注文しました。

取付けは簡単。
市販のビス(または専用のビス)を使って屋根に打ち込んでいくだけです。

グリーンの屋根がツリーハウスにマッチして、いい感じです!

◯窓をどうする?
ツリーハウスに窓を作ろうと思っている場合は、骨組みを作る前に必ず窓をどんな素材でどんな窓にしたいか考えておきましょう!
通常の住宅で一番多いのはもちろんサッシのガラス窓。
流通量も多くて、コスト的にも一番安いです。
サッシを使う場合はサイズが規格で決まっているので、サッシの規格に合わせてツリーハウスの窓枠を作っておく必要があります。
パンダ夫婦は、ツリーハウスは高い位置がにあるので危なくないように!ということで、アクリル版で窓を作りました。

はめ殺し窓であれば、アクリル版でも簡単に作れますので、詳しくはブログを参照してください。

1番大きい窓は、あえて窓を作らない!という選択をしましたが、住居と違ってずっと過ごす訳でなく、窓の役割も違うので、思い切った選択もアリです!

6.ツリーハウス作り(内装)
◯機能編(狭い空間を効果的に使う)
パンダ夫婦のツリーハウスは、約1坪。
木材の規格に合わせて、6フィート(約180cm)四方の小さな小屋です。
ですので、狭い空間を効果的に使う工夫をいくつかしています。
一つ目が着脱可能なテーブルとベンチ。

テーブルとベンチは完全に外すことができます。

ちなみに、ベンチの台も靴箱や1人用のスツールとしても活用出来ます。

二つ目が、飾り棚。

通常は内壁を貼ってしまうのですが、少しでも室内を広くするためにあえて飾り棚として活用しました。

収納としても使えて、重宝しています。
◯デザイン編(コストをかけずオシャレ見せる)
デザインについてはパンダ♂はあまり得意でないのですが、ツリーハウスで行ったことを書きます。
まずはテーマの設定。
パンダ♂がマスターの山小屋カフェという設定で、イメージにマッチする小物を集めました。
小物集めに役立ったところが2つ。
1つが百円ショップ。
安くてオシャレな小物がたくさんあります。
例えば
コーヒー豆の容器や

カゴ

黒板

次にフリマサイト。
新品よりかなり安く、色んなものが売られているので、日常使いしない小物探しには重宝しました。
ただし、新品より高い値段がついている物もあるので、新品がいくらで売られているかを必ず確認しましょう!
例えば
サイフォンコーヒーメーカーや

スリムポット

また、素敵なカフェはネット検索すればいくらでも出てくるので、DIY出来るものはしてしまえ!と思ってます。



今は、カゴに入れるドライフラワー作りと、飾る絵選びもしています。
7.楽しみ方
◯1人で楽しむ
さて、ツリーハウスを1人で楽しむなんて、かなり根暗なやつだなと思われるかもしれませんが、結構良い時間を過ごせます。
ただただ、窓の外を見ながらコーヒーを飲んだり

夜、ランプの明かりに癒されたり

夏になったら寝袋持ち込んで泊まってみようと思います。

◯誰かと楽しむ
パンダ夫婦だけじゃなく、友人や興味を持ってもらえた方を呼んで、
カフェごっこしたり

バーベキューの合間に休憩したり

飲み会したり

を考えていたのですが、コロナの影響もあり、来年の楽しみですかね…
ちなみに定員は3名(テーブルと椅子の数)となっています。
8.事後メンテナンス
◯月1回はボルトの緩みを確認しよう
さて、完成したら使って遊ぶことに夢中になって、メンテナンスは二の次に。
木は常に成長していて、また自然の中で雨や風に直接さらされる環境なので、事後メンテナンスはしっかりしましょう!
使い始めて気づいたメンテナンスは2つ。
1つはこまめな掃除。
木から葉っぱや枝が落ちてきて、ツリーハウスやツリーデッキにも溜まりやすいので、こまめに掃除をしましょう。
葉っぱを放っておくと、それがツリーハウス自体の腐りの原因になることもあります。


ツリーハウスとツリーデッキの隙間は、葉っぱが溜まって腐ることが多いので念入りに。
もう1つは、基礎のボルトを締め直すこと。

頻度は月1回くらいで良いと思います。
ツリーハウスを建てると上からの重みがそれなりにあるのに加えて、風で木が揺れるとボルトが緩むこともよくあります。
せっかく作ったツリーハウス。
後々後悔しないためにもメンテナンスはきっちりしましょう!
◯デッキが傾いたら?
ボルトを定期的に締め直していても、基礎がズレることはあります。
特に強い風が吹いて木が大きく揺れた後にはよく起こるようです。
ある日デッキに登ると平衡感覚が少し変な感じがします。
ツリーハウスの扉が勝手に開いたり、置いているものが少し転がったり、

変化に気づいたらまずレベルでズレていること、どこが何センチずれているかを確認します。
友人や手伝ってくれる人がいれば、ズレた基礎を引き上げることも可能です。
パンダ♂のように1人の場合は、諦めてズレていない基礎をズレた基礎の高さに合わせましょう。
まずは、ズレた基礎のボルドしっかり締め直して

ズレていない基礎を一つずつ、ズレた分だけ下げていきます。

これを続けているといつかは地面にたどり着いて、ツリーハウスがただの小屋になってしまうかもしれませんので、やりすぎ注意です!
さいごに
前編後編と2回にわたってツリーハウスの作り方について書かせていただきました。
私自身がほとんど初心者の状態からツリーハウスを作り始めて、迷ったり悩んだりしたポイントを中心に書きました。

※より詳しい作り方は、過去の各記事をご覧ください。
この記事が、今ツリーハウスを作っている人、これからツリーハウスを作りたいと思っている人のお役に少しでも立てればいいなぁと思います。
おしまい

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