お風呂がない別荘に五右衛門風呂(ドラム缶風呂)をDIY①(場所決め&コンクリートで地盤固め)
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- 2020/07/21
- 23:42
今年は例年以上に梅雨が長引き、雨やくもりの日が続いて、モヤモヤ気味のパンダ夫婦です。
夏よ、早くこーい!

さらにコロナへの感染も全国的で再拡大の様相。
なぜか東京だけGoToトラベルキャンペーンの対象から外されてしまったこともあり、今年の夏は山梨の別荘で引きこもり生活になりそうです。
さて、今回は今DIYをしている五右衛門風呂についてご紹介したいと思います。
過去の記事でもご紹介した通り、パンダ夫婦の別荘にはお風呂がありません。
元お風呂場は、パンダ♂の工具用の物置です。

2人揃って温泉好きのパンダ夫婦。

まさか近くの温泉に入りに行けなくなることなんて想定していなかったので、別荘購入直後に取り壊してしまいました。
ただ、今は簡単に山梨の温泉に行くわけにもいかない…
ということで、五右衛門風呂をDIYして、お湯で身体を流せるくらいのインフラは整えておきたいと思います!
五右衛門風呂のDIYに役立つホームページを調べてみると、、、
結構ありますね!
ツリーハウスの時は具体的なDIYがインターネット上にほとんど情報がなくて、とても困った記憶がありますが、作り方を丁寧に書いてくださっているブログが多いです。
ただ、五右衛門風呂について調べていくうちに以下のことがわかってきました。
①作るのにそれなりにお金がかかる。
→釜が約10万円、耐火レンガが約5万円、あとはモルタル、煙突などなど。
②沸かすのに相応の時間&手間がかかる。
→たまのイベントとしてはいいけど日常使いは途中でギブアップしそう。
③それなりにスペースをとる
→本格的なものを作ろうとすると結構なスペースを取る。本格的なものを川が見える場所に作りたいけどそんなスペースなし。
④屋内に設置しないと劣化する
→当然と言えば当然ですが、雨風で釜が錆びてしまいます。
今のような非常事態が落ち着けば、友人たちが遊びに来た時のイベント用を想定しているので、出来るだけ安くて、見栄えが良くて、簡単に使えるものにしたいなぁ!
ということで、釜は出来るだけお金がかからず、スペースもとらないドラム缶を使用することに。
周囲をモルタルなどで固めすぎず、屋外で錆びてしまった場合にも比較的簡単に交換できるような仕様にしたいと思います。
一方で、譲れないのが沸くまでの時間の短縮化。
以前ブロックを並べて沸かしていたときは、沸くまでの2,3時間かかっていたのを、なんとか1時間以内くらいで沸くようにしたい。
これは、レンガでしっかりした土台を作り、煙突を取り付けて炉内の温度を上げることで対応することにしました。
さて、大体のイメージが出来たら簡単に設計図を書いてみましょう。

平面図のみの簡単なものですが、こんな感じ。
炉内に高さがあった方が良く燃えるみたいなので、まずは左側の図面でレンガを5段(32.5cm+α)積み、その上に右側の図面のようにレンガを積んでいこうと思います。
通常は耐火レンガやブロックをかなりの数使用して、釜の周りをがっちり固めるようですが、省スペース化&ドラム缶を交換しやすいように必要最低限しか囲まないつもりです。
さて、五右衛門風呂のイメージが出来たところで、まずは設置する場所の、コンクリート舗装から始めましょう!
設置場所は、川からも2-3メートルくらいしか離れていない小屋の脇のスペースにします。

写真ではわかりにくいですが、ここなら川から1メートルくらい高いところにあるので、雨で川が増水しても流されることはないでしょう。
お風呂からの景色はこんな感じ。

川と緑が一望出来て素敵な場所です。
さて、それではまずは整地から。
下は砂地ですが、多少傾斜になっているので、均していきます。
レベルで確認して、概ね水平が取れたらOKです。

続いて、均したスペースにコンクリートを流し込んでいくための木枠をセット。

ここにホームセンターで購入したドライコンクリートを、ひたすら練って何度も流していきます。


1回分はたったこれだけ。

あと何回練って、流せばいいんだ、、、
これは心がくじけそうになります。
諦めずに2回目、3回目。

まだこれだけ。
4回目、5回目、6回目、7回目、8回目。

都度、写真撮るのも忘れてきました。
ようやく全体に行き渡ってきましたが、まだ足りない。
9回目、10回目、11回目、12回目くらいまでやったところで、ようやくここまで。

長い道のりでした。
今回用意した20kgのドライコンクリート6袋分使ったので、何とドライの状態で120kg分。
水を含めると何kg分練ったんだ、、、
では、表面を「こて」できれいに均していきます。

ここで、急に雨が降ってきてしまいました。
コンクリートは、練った際の水分量が変わってしまうので、作業後数時間は雨は厳禁。
慌てて、簡易のついたて屋根を取り付けました。

これで大丈夫でしょう!
さて、今日の作業はここまで。
コンクリートが固まるまで、1週間待つことにします。
さて、この後東京に戻ったのですが、平日の夜にいつものメルカリでこれを購入しました!
ジャジャーン!

そうです。
焚口&煙道に取り付ける扉です。
「福助」って何かよくわからないですが(メーカー?)、レトロな雰囲気や使い古された感が求めていたイメージ通り。
送料込みで2,000円ほどでした。
ただ、あとで気づいたのですが、通常はこれらを取り付ける金属製の枠とセットで売られているようですね。
求めていたイメージ通りだし、安いしで飛びついた結果そこまでちゃんと考えていませんでした、、、
まぁその辺はうまく他のものを使って代替することにしましょう!
自由にアレンジできるのもDIYの良さですね。
ちなみにさすがにコンクリート120kg練った翌日、翌々日くらいは上半身の筋肉痛がひどくて、、、
ひたすら土を練るDIYより、丸ノコ&インパクトドライバーを使った木材のDIYの方が身体に優しい。
30代も折り返しを迎えており、もう若くないなぁ、、、と実感した1週間でした。
また、次回続きを書きます。
おしまい
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