歩きやすくてオススメ!河口湖大橋東側をぐるっと1周するお散歩コースのご紹介
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- 2020/09/03
- 12:04
8月があっという間に終わり、いよいよ9月に突入です!
まだまだ日中は暑い日が続いていますが、日が落ちるとぐっと涼しく感じるようになってきました。
あんなに飛んでいた蚊やハチの数も減り、あんなに鳴いていたひぐらしの声も聞かなくなりました。
東京と比べると山梨は、そして山梨の中でも山にあるパンダ夫婦の別荘は、一足先に秋に向かって季節が進んでいるように感じます。
さて、今年はコロナの影響もあって、別荘に来ても別荘の敷地内で過ごす時間が圧倒的に増えています。

普段なかなか出来ない別荘でのDIYにゆっくり時間を使えるのは、とても良いことなのですが、たまには外にお出掛けしたくなります!
せっかくなら、解放感があって、富士山が見えて、ウォーキングが出来て、人が多くない(密になりにくい)ところ!
そんな都合の良いところあるんだろうか?
あるんです!
ということで、今回は河口湖にやってきました!
ところで皆さん、河口湖のこと、どれくらい知っていますか?
河口湖は、富士五湖と呼ばれる富士山麓にある湖の1つで、その面積は山中湖に次いで2番目。
上から見ると、東西に平べったい形をしていて、湖岸線が入り組んでいるので、湖岸線の長さは富士五湖のなかで1番です。
こんな感じです。

観光エリアは、湖の中央~東側のエリアに多く、
北側に、ラベンダーや灯篭流しで有名な大石公園やハナテラス



北東側に、紅葉で有名なもみじ回廊やオルゴールの森美術館

南東側には河口湖温泉やパノラマロープウェイ

などがあります。
少し本題とは逸れてしまいますが、実はパンダ夫婦がお気に入りなので、
このエリアではなく、奥河口湖と呼ばれる西側のエリア。

東側の観光エリアと比べると人や車も少なく、
「道の駅かつやま」の向かいにある小海公園で湖を眺めながらぼーっとしたり、

カフェ「gris」のテラス席で美味しいコーヒー&スイーツを楽しんだり、


派手さはないものの素敵なエリアです。
もし皆さんおこしになる機会があれば、ぜひ足を延ばしてみてください。
さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は河口湖で富士山を見ながらのウォーキングに挑戦です。
ということで、まず降り立ったのは富士五湖の中で唯一ある橋河口湖大橋の袂、「産屋ヶ崎」。
地図で見ると、ここです。

周辺にはいくつか数台停めれるスペースがあるので、ここに車を停めちゃいます。

ちなみに今回のコースはこちら。

産屋ヶ崎をスタートして、時計回りに1周します。
それではウォーキングスタート!
スタートと共に目の前には富士山がドーンとそびえたっています。

そうそう、今回の目的の半分はこの景色。
富士山を右に見ながら、湖のすぐ横に整備された道をどんどん歩いていきます。

この日は天気が良かったのですが、人も少なくウォーキング中にすれ違う人はほとんどいません。
しばらく歩いていくと、ボートがたくさん保管されているエリアへ。

ここまで来ると富士山は手前の山に半分顔を隠してしまっています…
ここからは、緑に囲まれた道を歩きます。

このあたりから河口湖温泉の旅館やホテルが並び始めます。
それを越えてズンズン進んでいきます。
15分程歩いたところで、ちょっと振り返り。

奥の方に歩き始めた河口湖大橋、その右側にはホテルや旅館が見えます。
また、緑の道に戻ります。

ここまで来ると富士山はほとんど見えない状態に。

富士山とはしばらくお別れとなります。
さらに進むと、陸生の白鳥たちが草むらに潜んでいました。

長年のお勤めを終えて、ご隠居生活でしょうか?
黄色いお花畑の中で、なんだか楽しそうに話し込んでいるように見えてしまいます!
途中、ウォーキングトレイルの看板も発見!

この辺りは、道がチップを固めたようなもの?が敷いてあって歩きやすいです。
これは、どこかの大学?が生態調査を行っているようでした。

「嘯(うそぶき)治水トンネル」と読むそうです。

台風などで河口湖が増水した場合に、水を逃がして増水被害を食い止めてくれます。
釣りの案内板です。

ちゃんと遊漁権を買ってから、釣りを楽しみましょう!
周りに気を取られながら歩いていると、河口湖温泉の大駐車場まで来ていました。

ここまで約30分。
ここからはアスファルトの道を歩きます。
さっきの白鳥ペアの後輩たちでしょうか?

暑いので湖の上は気持ち良さそう!
ここも人はまばら。

貸しボートのおじさん達もお客さんが少なく暇そうでした。
何度か利用している湖畔のベンチです。
このエリアのオススメの休憩スポットです。

「源泉」という名の河口湖のシンボル像。

シンボル像の女性は、すごい柔軟性の持ち主です。
北村西望という方の最後の力作と書いてありました。

じゃーん!

国立公園河口湖です!
海抜830mそりゃ涼しいわけだ。
このあたりは大きなホテルがいっぱい建っています。

湖の上に飛び出ているのは、「畳岩」と呼ばれる溶岩が冷えて固まってできた岩です。

今まであまり意識していませんでしたが、よく見ると至る所に溶岩など、富士山が火山であることを感じさせてくれるものがあります。
あー暑い!

かき氷食べたい!
立派な佇まいの「河口湖ホテル」。

創業90年以上の老舗ホテルで、かつては天皇皇后両陛下など皇族の方が宿泊されたこともあるそうです。
一度泊ってみたい!
河口湖大橋方面へ進むと

こんなところに信玄さん。
山梨の人たちの武田信玄へのリスペクトを感じます。
もう少し歩くと、公園らしきところに入りました。

さらに少し進むと

本日、2個目のシンボル像「湖上の女神」が。

これは先ほどの「源泉」を作った北村西望さんのお弟子さんである名鷲岳了さんの力作みたいです。
シンボル像の女性2人の柔軟性は、師匠の源泉には少し敵いません。
さて、ついに河口湖大橋が見えてきました。

ここまでで、スタートから約50分がたっていました。
このあたりまで来ると、道はアスファルトからレンガ風に変わっています。

河口湖大橋につながる階段を登り切れば、あとは橋を渡るだけです。
なんと河口湖大橋は、日本の道100選にも選ばれているようです。

長崎に住んでいたとき家の近くにあったオランダ坂も日本の道100選だったことを思い出しました。
橋の上から見た、今まで歩いてきたコース。

久しぶりに富士山にも再会できました!
ついに河口湖大橋を渡りきりました。

橋を渡ったら、右側に逸れて、小さなトンネルの前が車を停めた駐車場です。

この日は標高が800m以上ある河口湖でも30度越えの暑い日でしたが、
人も少なく、富士山も見えて良い気分転換になりました。
夏もとても良かったですが、秋になると紅葉が進んで、この道も一層素敵になるだろうなぁ。
と思いながら、別荘に帰っていきましたとさ。
おしまい
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